春のおどり (1950年の宝塚歌劇)

春のおどり』(はるのおどり)は宝塚歌劇団の舞台作品。

宝塚公演のデータ 編集

花組公演[1]1950年4月1日から4月30日まで宝塚大劇場[1]で公演された。

形式名は「アメリカ博覧会記念 グランド・ショー[1]」。20場[1]。副題は「スヰング・ラプソディ[1]

作・振付は高木史朗[1]。音楽担当[2]河崎一朗山根久雄河村篤二。振付担当は錢谷信昭[2]。装置担当[2]早崎太郎大藤紀夫

形式名にあるようにアメリカ博覧会を記念して公演された[1]。日本を象徴する富士山で飾られた舞台で幕が開き、祭の唄などの風景が繰り広げられた[1]。その後、舞台は日本国外へと移り、最後はアメリカ合衆国へと行き着く[1]

深緑夏代越路吹雪が出演した[1]

併演作品は『モナミ[1]』。

東京公演のデータ 編集

月組公演[3]。1950年3月3日から4月3日まで帝国劇場[3]で公演された。

主なスタッフは水田茂[3]である。

併演作品[3]は『ヴギウギホテル』と『アレキサンドリアの舞姫』。

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k 100年史(舞台) 2014, p. 108.
  2. ^ a b c 100年史(人物) 2014, p. 178.
  3. ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 213.

参考文献 編集

  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0