月亭春松

日本の明治時代初期~昭和時代初期の落語家・俳優

月亭 春松(つきてい はるまつ)は、上方噺家。『落語系圖』の編者。本名は植松 秀一郎。生没年不詳

月亭つきてい 春松はるまつ
本名 植松 秀一郎
生年月日 1827年1月13日
没年月日 (1945-12-24) 1945年12月24日(118歳没)
師匠 2代目月亭文都
7代目朝寝坊むらく
2代目桂文團治
名跡 1.月亭春松(1892年 - 1913年)
2.朝寝坊小夢(1913年 - 1914年)
3.5代目月亭文當(1914年 - ?)
4.月亭春松(不詳)
活動期間 1892年 - ?
所属 三友派
浪花落語反対派
花月派(後の吉本興業部)
吉本興業
備考
『落語系圖』の編者


『落語系圖』について

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1929年に出版された『落語系圖』は、戦前の上方落語の資料としては、数少ない体系だった資料である。前半は江戸・上方落語の諸流系図を、後半は鳴物のきっかけ表、出番表、席亭・落語家の肖像などを掲載している。写真資料が豊富なのも特徴である。

3代目桂米朝は、その著書『上方落語ノート』p266 において、次のように述べている。「『落語系図』は貴重な本だが書き方が乱雑で、古い時代のことは今日の辞典のようなつもりで簡単に引用すると、とんでもない間違いを仕出かすことがある。誤りも少なくない。前後矛盾もあるし、要注意の資料であるが、しかし上方落語史において大事なものであることは間違いない。」

『落語系圖』は、名著刊行会から1965年1979年の二度、復刻されている。

出典

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外部リンク

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  • 落語系図 - 落語系圖に掲載されている肖像が一部見られる。