服部小十郎
服部 小十郎(はっとり こじゅうろう、1860年4月11日(万延元年3月21日[1]) - 1911年(明治44年)4月8日[2])は、日本の実業家。政治家、衆議院議員(3期)。
経歴
編集愛知県出身[2]。漢学を学ぶ。木材商を営み、名古屋市会議員、愛知県会議員、所得税調査委員となる[2]。また、名古屋商工会議所議員、第四十六国立銀行・愛知実業銀行・愛知セメント・名古屋倉庫・名古屋電気鉄道・日本車輌製造・愛知木材・明治銀行・豊川鉄道各取締役、愛知県燐寸専務取締役、名古屋生命保険・名古屋株式取引所・大阪材木各監査役、名古屋商品取引所理事を務めた[2]。
1902年の第7回衆議院議員総選挙において名古屋市選挙区から立憲政友会公認で立候補して初当選する[3]。1903年の第8回衆議院議員総選挙では中正倶楽部から出馬して再選[4]。1904年の第9回衆議院議員総選挙では甲辰倶楽部から出馬して三選した[5]。衆議院議員を3期務め、1908年の第10回衆議院議員総選挙は不出馬。1911年に死去した。
脚注
編集参考文献
編集- 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。