木村多伎子
日本の版画家
木村 多伎子(きむら たきこ、1927年-)は、日本の版画家。北海道旭川市生まれ[1]。国画会会員、北海道美術協会会員、北海道版画協会会員。
経歴
編集札幌市立高等女学校(現北海道札幌東高等学校)時代、全道学生展で最優秀賞を受賞[2]。女学校卒業後中国に渡り、敗戦後に帰国。結婚して岩見沢市に移り住み、1964年から版画制作を始める。1965年に道展初入選。1978年に道展会員、1996年国画会会員。作品は木版がメインである。初期は白黒の1色刷りだったが、後に多色刷りが中心となった。度々海外への取材旅行を行っており、題材もそれら外国を題材としたものが多い。1985年から1997年には北海道教育大学で講師として後進の指導にも当たった。
作品
編集- 「はなに埋もれて」 木版画
- 「ななかまど(冬)」 木版画
受賞
編集脚注
編集- ^ 2007年版現代日本の美術ONLINE
- ^ 北海道新聞南空知版 2008年5月23日朝刊