李 武栄(李 務栄、リ・ムヨン、朝鮮語: 리무영1948年4月8日 - )は、朝鮮民主主義人民共和国政治家朝鮮労働党中央委員会委員。内閣副総理、化学工業相などを歴任。

李武栄
리무영
生年月日 (1948-04-08) 1948年4月8日(76歳)
出生地 北朝鮮の旗 北朝鮮平安南道南浦市
所属政党 朝鮮労働党の旗 朝鮮労働党

当選回数 4回
在任期間 1998年7月 - 2019年3月
最高指導者 金正日1994年 - 2011年
金正恩(2011年 - )

その他の職歴
朝鮮民主主義人民共和国の旗 化学工業相
2003年9月 - 2017年4月
朝鮮労働党の旗 朝鮮労働党中央委員会委員
2010年9月 - )
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李武栄
各種表記
チョソングル 리무영
漢字 李武榮
発音 リ・ムヨン
英語表記: Ri Mu-yong
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経歴

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1948年平安南道南浦市(現南浦特別市)に生まれる。1998年最高人民会議第10期代議員に選出された。南興青年化学連合企業所の支配人を経て、2003年に化学工業相に就任した[1]2010年には朝鮮労働党中央委員会委員に選出され、2011年には内閣副総理に就任した[1]2013年張成沢が粛清された際には李が張成沢に近い立場だったため、盧斗哲副首相と共に中国に亡命したと報道されたが、後に誤報だったことが分かった[2]2017年4月11日に開催された最高人民会議第13期第5回会議で化学工業相を解任された[3]。後任は張吉龍[3][4]

脚注

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  1. ^ a b 北朝鮮の李務栄化学工業相、副首相に昇格 聯合ニュース 2011年5月31日
  2. ^ 北朝鮮、軍幹部・崔氏が序列2位か 正日氏追悼大会 日本経済新聞 2013年12月17日
  3. ^ a b 北朝鮮で最高人民会議開催…19年ぶりに外交委員会が復活 デイリーNK 2017年4月12日
  4. ^ 北朝鮮 最高人民会議に「外交委員会」復活=対外関係強化の姿勢 聯合ニュース 2017年4月12日

参考サイト

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公職
先代
朴奉珠
  朝鮮民主主義人民共和国 化学工業相
2003年 - 2017年
次代
張吉龍