村田喜一
村田 喜一(むらた きいち、1904年(明治37年)[1] - 1987年(昭和62年)[1])は、日本の農学者・水産学者・栄養学者。農学博士(北海道帝國大学)。医学博士(大阪帝國大学)。北海道大学名誉教授。元函館大学学長。石川県河北郡津幡町出身。
研究
編集専門は食品衛生学。また、畜産学や水産食品化学の第一人者として知られ、各種ミルクの成分分析と水産皮革の実用化に貢献、特に急速皮革なめし法の研究は高く評価されている。
略歴
編集- 1925年(大正14年) 北海道帝国大学附属水産専門部卒業。大阪帝国大学医学部助手
- その後、函館高等水産学校助教授
- 1939年(昭和14年) 北海道帝国大学農学部助教授
- 1940年(昭和15年) 大阪帝国大学より論題「我国婦人乳の理化学的並に生化学的研究」で医学博士を受く[2]。
- 1945年(昭和20年) 北海道帝国大学より農学博士 学位論文は「原皮貯蔵特に塩蔵に対する基礎的研究 」[2]。
- 1946年(昭和21年) 函館高等水産学校教授
- 1950年(昭和25年) 北海道大学水産学部教授
- 1967年(昭和42年) 北海道大学停年退官。同名誉教授。函館短期大学栄養学科教授
- 1968年(昭和43年) 函館大学副学長
- 1976年(昭和51年) 函館大学学長
- 1980年(昭和55年) 函館大学退職[3]
- 1987年(昭和62年) 逝去
受賞歴
編集主著
編集脚注
編集- ^ a b 『北海道人物・人材リスト 2004 あーお』(日外アソシエーツ編集・発行、2003年)p2071
- ^ a b 博士論文書誌データベース
- ^ 以上につき『野又学園六十年史』野又学園、1998年、p222~223
|
|