東郷たまみ
日本の洋画家、歌手
経歴編集
1956年には、画家として二科展に初入選する一方で、歌手としてもデビューを果たし、ソロでジャズを歌い、朝丘雪路、水谷良重とトリオ「七光り三人娘」[2]を組んでステージに立つこともあった。1958年の第9回NHK紅白歌合戦では、水谷良重、沢たまきとのトリオで「アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド」を歌っており、この時の音声が現存している。
1960年、勉学に専念するため、絵と歌を中断し、単身渡米しカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に留学する。
3年間の留学後、画家としての活動を再開。1970年に二科展金賞を受賞し、翌年には二科会会員に推挙された[3]。1975年の第60回展の内閣総理大臣賞受賞や、サロン・ドートンヌ、リスボン美術展、レバノン美術展等への招待出品、日本橋三越での26年連続個展開催(1978年 - )など、画家として活躍の場を広げた。近年は、スペインやギリシャを題材にした作品を描き、女性像と共に好評を得ていた[4]。
映画出演編集
代表曲編集
NHK紅白歌合戦出場歴編集
年度/放送回 | 曲目 | 対戦相手 | 備考 |
---|---|---|---|
1958年(昭和33年)/第9回 | アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド | ダークダックス | ヴォーカル・トリオとして、水谷良重、沢たまきと共唱。 |
脚注編集
- ^ 公益社団法人二科会 絵画部 会員名簿 2013年11月 現在
- ^ 【水谷八重子&波乃久里子】華咲く2人・舞台「香華」で母娘役
- ^ 東郷たまみプロフィール - 二科会絵画部ギャラリー
- ^ 東郷たまみ/推奨作家/ギャラリー夏目
- ^ a b c d e 東郷たまみとは-Weblio辞書