東高西低(とうこうせいてい)は、気圧配置の一種。日本付近から見て本州東方の気圧が高く、大陸方面の気圧が低い気圧配置であり、夏期または秋期に特に現れやすい。

概要 編集

天気図上では、西の低気圧と東の高気圧に挟まれている図になる。

  • 東高西低の気圧配置になると日本付近は南風が吹く場所が多くなり、太平洋からの湿った空気が入る太平洋側の山岳では天気が崩れることが多くなる。 一方、日本海側の山岳では天気の崩れが遅れ、低気圧や前線が接近した途端、天候が急激に悪化することが多くなることが多い[1][2]

脚注 編集

  1. ^ 東高西低(とうこうせいてい)の気圧配置!!!!!”. fc2ブログ (2014年5月11日). 2023年6月18日閲覧。
  2. ^ 猪熊隆之の観天望気183回 天気が崩れていくときの雲(東高西低型)”. 空の百名山 (2022年7月1日). 2023年6月18日閲覧。

関連項目 編集

  • 気圧配置
  • 西高東低 - 日本付近から見て西が高く東が低い気圧配置。冬期に典型的に現れる。
  • 南高北低 - 日本付近から見て南が高く北が低い気圧配置。夏期に典型的に現れる。

外部リンク 編集