栗原 成郎(くりはら しげお、1934年2月21日 - )は、ロシア文学者東京大学名誉教授博士文学)(東京大学、2005年)(学位論文「ロシア俚諺語法の研究」[1][2])。

人物

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東京市目黒区)生まれ。1958年東京教育大学言語学科卒。1961年同大学院文学研究科修士課程修了。非常勤講師の木村彰一に学び、1962-1964年カリフォルニア大学バークレー校大学院スラヴ語スラヴ文学科留学。1966年東京大学教養学部専任講師、1975年文学部露文科助教授、のち教授、1992年北海道大学教授。1997年から2007年まで創価大学教授。ロシアのほか、ユーゴスラビア文学も翻訳している。

著書

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  • 『スラヴ吸血鬼伝説考』河出書房新社, 1980 「吸血鬼伝説」文庫
  • 『スラヴのことわざ』ナウカ, 1989
  • 『ロシア民俗夜話 忘れられた古き神々を求めて』丸善ライブラリー, 1996
  • 『ロシア異界幻想』岩波新書, 2002
  • 『諺で読み解くロシアの人と社会』東洋書店, 2007

翻訳

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  • 『ノーベル賞文学全集 13 イヴォ・アンドリッチ主婦の友社, 1972
  • プーシキン全集 3』河出書房新社, 1972
  • D.バーグ,G.ファイファー『ソルジェニツィン伝』村手義治共訳 河出書房新社, 1976
  • 『ユーゴスラビアの民話 1』田中一生共訳編 恒文社, 1980
  • イヴォ・アンドリッチ『呪われた中庭』恒文社, 1983
  • アーロン・グレーヴィチ『中世文化のカテゴリー』川端香男里共訳 岩波書店, 1992
  • イヴァーナ・ブルリッチ=マジュラニッチ『昔々の昔から』松籟社, 2010
  • アントーニイ・ポゴレーリスキイ『分身 あるいはわが小ロシアの夕べ』群像社, 2013
  • イヴォ・アンドリッチ『宰相の象の物語』松籟社, 2018
  • ラーザ・ラザーレヴィチ『ドイツの歌姫 他五篇』幻戯書房, 2023

脚注、出典

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