根本 美佐子(ねもと みさこ、11月6日 - )は日本の小説家[1]

千葉県船橋市出身、千葉市在住。歯科技工士の免許保持。O型。

人物 編集

東葉高等学校(生徒会長を務める)をへて愛歯技工専門学校卒業(現在は廃校)

幼少の頃より作詞や小説を書くなどしていた。きっかけは、親友がイラストを描くのが上手かったがストーリーは思いつかないと言った為、自分がストーリーを担当すると言って書きはじめた。中学生時代はソフトボール部でキャッチャーたったが、ルールを知らないで3年間レギュラーだった。高校生になるとアルバイトをはじめ、毎月のアルバイト代すべてを使い小説を買い、毎日小説を読みあさる日々を過ごして来た。二十歳のときに中村航の小説と出会い、小説家を本気で目指すようになる。それまでは村山由佳の作品に影響をうけていた。過眠症で1日に十時間以上眠る。手先が器用で小説を書いている時の休憩中にハンドメイド品を作り地元のお祭りの景品にするなどボランティア活動もしている。親戚からは怒らせたらなにをされるかわからないことから疫病神と呼ばれ恐れられている。

エナジードリンクと激辛カップ麺とイカ、岩塩が好物で、特にエナジードリンクは、ききエナジードリンクができる。

経歴 編集

歯科技工士時代 編集

小学五年生になると声優、小説家どちらかには絶対になりたいと言うようになるが、親からは手に職をつけて置くことが夢を追うことの条件で、手先が器用なのをいかし、高校卒業後は歯科技工士の専門学校に進み歯科技工士の国家資格を取得。しかしあまりに英語の授業について行けず、テストに短編小説を日本語で書き、毎回追試を逃れていた。遺伝性本態性振戦(常に手の震え)があるが、非常に手先が器用。2年ほど歯科技工士として働くが20時間労働週7出勤だったため原付きバイクで事故にあい退職。その後バイトやアイドル活動などをしつつ引きこもり生活を繰り返しながら小説やハンドメイド品を作るなどして生活をする。

声優養成所時代 編集

17歳の時に、ドワンゴクリエイティブスクールに通い、舞台『よくあることさ』ニュウ役で出演。次の年にはアニメロサマーライブのバックダンサーをつとめた。しかし脚本や作詞の授業の時に講師から「君は作る側の人間。物語をたくさん書いてほしい」と言われ小説家になるか声優になるか悩んだ時期がある。同期で隣のクラスには徳井青空有野いく、同じクラスには羽田千尋がいた。2013年チバテレビ放送の『ザブングルのStand Up↑』にタレントとしてレギュラー出演している。アイドルグループDJkawaiigumiのメンバーで愛称は[みしゃんてぃ]だった。

受賞歴 編集

2020年4月『100点をとれない天才の恋』で幻冬舎ルネサンス第二回新人賞の大賞を受賞[2]し小説家デビューを果たす。

2021年にはステキブンゲイ主催のフューチャーコミックス賞で、声優の物語『鼓膜が溶ける声』で大賞を受賞する[3]

2022年漫画家のミキマキが作画を担当し『鼓膜が溶ける声』がコミカライズ化された。

2022年NPO法人過眠症協会主催のショートストーリーコンテスト『私の体内時計には電池が入ってない』で優秀賞受賞[4]

実績 編集

2023年3月 『Love Letters~100回継ぐこと~』1話目を担当

2023年3月12日 ミャウエバー 松葉兄弟物語の朗読劇脚本を担当。原案は中村航。緑川光、代永翼、川島零士によって朗読されている。

脚注 編集

  1. ^ 根本 美佐子|幻冬舎ゴールドライフオンライン”. 幻冬舎ゴールドライフオンライン. 2022年11月6日閲覧。
  2. ^ 第2回新人賞 大賞作品結果発表 (株)幻冬舎ルネッサンス主催 | 幻冬舎ルネッサンス”. 幻冬舎ルネッサンス. 幻冬舎メディアコンサルティング (2020年2月). 2023年1月3日閲覧。
  3. ^ 第一回ステキブンゲイ大賞「フューチャーコミックス賞」は根本美佐子さんの『鼓膜が溶ける声』に決定!|ステキコンテンツ合同会社のプレスリリース”. PR TIMES. ステキコンテンツ (2021年3月31日). 2023年1月3日閲覧。
  4. ^ 2022年度ショートストーリーコンテスト結果発表 | 過眠症患者会”. 過眠症患者会 (2022年12月8日). 2023年1月3日閲覧。

外部リンク 編集