桂 京丸(かつら きょうまる、本名:伊藤 総夫、1948年9月26日 - )は、落語芸術協会に所属していた噺家出囃子は『あじゃら』。千葉県東金市出身。

かつら 京丸きょうまる
本名 伊藤 総夫
生年月日 (1948-09-26) 1948年9月26日(75歳)
出身地 日本の旗 日本千葉県東金市
師匠 四代目桂米丸
出囃子 あじゃら
活動期間 1968年 - 1986年?
活動内容 新作落語
所属 日本芸術協会
落語芸術協会(1968年 - 1986年?)
受賞歴
第23回国立演芸場花形若手演芸会新人賞銀賞(1985年)

来歴 編集

1968年(昭和43年)4月、四代目桂米丸に入門。1972年(昭和47年)4月二ツ目昇進。

1983年(昭和58年)4月、四代目春雨や雷蔵二代目柳亭小痴楽古今亭寿輔三笑亭夢之助五代目春風亭柳條三遊亭春馬と共に真打昇進。1985年(昭和60年)6月の第23回国立演芸場花形若手演芸会新人賞では前述の『正しいラーメンの食べ方』で銀賞を受賞した[1]が、その後ほどなくして廃業してしまった。正式な廃業時期は不明だが、1986年(昭和61年)3月の落語会に出演していることが確認できる[2]ため廃業したのはそれ以降と考えられる。廃業以降の消息はよく分かっていない。

芸歴 編集

人物 編集

二ツ目時代から新作落語に取り組み、『弁当屋の華麗なるかけ』や『正しいラーメンの食べ方』などといったやたら長い題の新作落語を自作していた。

仲間うちからの信頼も厚く、何かと取りまとめ役になっていたという。

脚注 編集

参考文献 編集

  • 諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編 編『古今東西落語家辞典』平凡社、1989年。ISBN 4-582-12612-X 
  • 小島貞二遠藤佳三鈴木重夫『落語家面白名鑑』かんき出版、1982年。