梶永正史
梶永 正史(かじなが まさし、1969年[1] - )は、日本の小説家。 山口県長門市出身[2]。 2013年、「このミステリーがすごい!大賞」受賞者。
梶永 正史 (かじなが まさし) | |
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誕生 |
1969年??月??日 山口県長門市 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2014年 - |
ジャンル | ミステリー |
代表作 | 『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』(2014年) |
主な受賞歴 | このミステリーがすごい!大賞(2013年) |
デビュー作 | 警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官 |
ウィキポータル 文学 |
略歴
編集- 山口県立美祢工業高等学校機械科を卒業[1]。コンピューター企業に勤務する傍ら39歳より本格的な執筆稼働を開始し、『このミステリーがすごい!』には第9回から4年連続で応募して受賞に至った[3]。
- 受賞時のプレスリリースによると、「30代最後の初詣で、これまでなにも成し遂げたことがなかったことに焦りを感じて執筆を始めた」と語っている。
- Kindle Storeより配信されていた「光と、陰と、その隙間」は第10回応募作を改稿したもので、実家である長門市が舞台になっている。
- 現在某芸大に在籍中で作家と会社員と芸大生の3足のわらじとして活動している
エピソード
編集作品一覧
編集長編
編集郷間彩香シリーズ
編集- 警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官(2014年1月 宝島社、2015年1月 宝島社文庫)
- 警視庁捜査二課・郷間彩香 ガバナンスの死角(2015年7月 宝島社、2016年9月 宝島社文庫)
- 警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー(2017年2月 宝島社文庫)
- 警視庁捜査二課・郷間彩香 パンドーラ(2018年5月 宝島社文庫)
- トラブルメーカー/警視庁捜査二課・郷間班(2019年9月 宝島社文庫)
田島慎吾シリーズ
編集- パトリオットの引き金/警視庁捜査一課・田島慎吾(2017年11月 講談社ノベルズ、2019年5月 講談社文庫-『銃の啼き声』に改題)
- 殺意の証/警視庁捜査一課・田島慎吾(2019年6月 講談社ノベルズ)
- 潔癖刑事/仮面の哄笑(2020年7月 講談社文庫)
青山愛梨シリーズ
編集豊川亮平シリーズ
その他
編集- 組織犯罪対策課 白鷹雨音(2017年2月 朝日新聞出版)
- 조직범죄 대책과 시라타카 아마네(2023年3月 韓国語版)
- ノー・コンシェンス/要人警護員・山辺努(2018年4月 祥伝社文庫)
- 産業医・渋谷雅治の事件カルテ シークレットノート(2021年4月 角川文庫)
- ウミドリ 空の海上保安官(2023年10月 河出書房新社)
- ゴールドナゲット 警視庁捜査一課・兎束晋作(2024年6月)(光文社文庫)
アンソロジー
編集- 5分で読める!ひと駅ストーリー 猫の物語(2014年9月 宝島社文庫)「仲直り」
- 5分で読める!ひと駅ストーリー 旅の物語(2015年12月 宝島社文庫)「ロストハイウェイ」
- 5分で驚く!どんでん返しの物語(2016年6月 宝島社文庫)「ロストハイウェイ」
- 10分間ミステリー THE BEST(2016年9月 宝島社)「最後の客」
- このミス大賞作家書き下ろしBOOK Vol.22(2018年9月 宝島社)「郷間彩香には関わるな/第一話 鈴木の場合」
- このミス大賞作家書き下ろしBOOK Vol.23(2018年12月 宝島社)「郷間彩香には関わるな/第二話 秋山の場合」
- このミス大賞作家書き下ろしBOOK Vol.24(2019年3月 宝島社)「郷間彩香には関わるな/第三話 三浦の場合」
- 3分で読める!コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語(2020年6月 宝島社)「睡魔」
- 5分でドキッとする!意外な恋の物語(2020年8月 宝島社)「仲直り」
メディア・ミックス
編集テレビドラマ
編集- フジテレビ系
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- 土曜プレミアム 特命指揮官 郷間彩香(2016年10月22日、主演:松下奈緒)
- テレビ東京・BSテレビ東京系
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- 月曜プレミア8 ハクタカ 白鷹雨音の捜査ファイル(2021年3月22日、主演:真木よう子)
脚注
編集- ^ a b “土曜プレミアム『特命指揮官 郷間彩香』”. とれたてフジテレビ. フジテレビ (2016年10月21日). 2017年11月11日閲覧。
- ^ “警察小説がダブル受賞!第12回『このミステリーがすごい!』大賞決定”. ダ・ヴィンチニュース. KADOKAWA (2013年10月9日). 2017年11月11日閲覧。
- ^ a b “「このミステリーがすごい!」大賞 「社会派」「スリル」警察小説の醍醐味”. msn産経ニュース (戸谷真美). (2014年1月22日). オリジナルの2014年1月22日時点におけるアーカイブ。 2017年11月11日閲覧。
- ^ 『公募ガイド』2014年2月号「賞と顔」[要ページ番号]
- ^ “通勤時間にスマホで執筆! - 『このミス大賞』受賞はイケメン会社員2名に”. マイナビニュース (2013年12月25日). 2014年5月1日閲覧。
外部リンク
編集- 『このミステリーがすごい!』大賞 公式ホームページ
- 梶永正史 (@MasashiKajinaga) - X(旧Twitter)
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