椙山林継
日本の神道学者
椙山 林継(椙山 林繼、すぎやま しげつぐ、1940年 - )は、日本の神道学者。國學院大學名誉教授。祭祀考古学、神道学を専攻。八雲神社宮司。祭祀考古学会会長[1]。
時代 | 昭和時代 - |
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生誕 |
1940年1月21日(84歳) 日本、千葉県 |
主君 | 昭和天皇→上皇→今上 |
氏族 | 椙山家 |
父母 | 椙山林麿 |
奉職神社 | 八雲神社(千葉県富津市) |
生涯
編集1940年(昭和15年)、千葉県に生まれる[2]。父は椙山林麿[2]。
1956年(昭和31年)、父が宮司を務めている八雲神社のほか、15の神社の禰宜に就任した[2]。
1967年(昭和42年)、國學院大學大学院文学研究科博士課程満期退学[2]。
1975年(昭和50年)、八雲神社宮司に昇任した[2]。翌1976年(昭和51年)、國學院大學文学部講師となり、1983年(昭和58年)には國學院大學日本文化研究所助教授となった[2]。のちに教授、所長になった。
著書
編集単著
編集- 『入山峠』軽井沢町教育委員会、1983年。
- 『近世神道神学の萌芽』雄山閣、2014年。
共編著
編集- (共著)岡田莊司、牟禮仁、錦田剛志、松尾充晶『古代出雲大社の祭儀と神殿』学生社、2005年。
- (共著)岡田莊司、安蘇谷正彦、中西正幸、茂木栄、茂木貞純 著、兵庫県神社庁 編『神道と日本文化』戎光祥出版、2006年。
- (共著)安斎正人、小野正文、黒沢浩、平川南『祭りの考古学』学生社〈暮らしの考古学シリーズ〉、2008年。
- (共編)山岸良二『方形周溝墓研究の今:宇津木向原遺跡発掘40周年記念シンポジウム記録集』雄山閣、2005年。
- (共編)山岸良二『原始・古代日本の祭祀』同成社、2007年。
- (共編)宇野日出生『神社継承の制度史』思文閣出版〈神社史料研究会叢書〉、2009年。
監修
編集- 『日本の神々:完全ビジュアルガイド』カンゼン、2010年。ISBN 978-4-86255-068-2。
- 『ほっとけない神様図鑑』あいうえお館、2019年。ISBN 978-4-909518-05-7。
記念論文集
編集- 『日本基層文化論叢:椙山林継先生古稀記念論集』雄山閣、2010年。ISBN 978-4-639-02147-6。
論文
編集脚注
編集出典
編集参考文献
編集- 神社新報社 編『神道人名辞典』神社新報社、1986年。