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泉ヶ岳スキー場(いずみがたけスキー場)は、仙台市都心部から見て北西に位置する泉ヶ岳の南東斜面にあるスキー場。泉ヶ岳総合観光開発株式会社が運営している。例年、12月下旬から翌年3月まで冬季営業をしており、冬季以外も各種レジャーに対応するためにリフトの運行を行っており、当スキー場が泉ヶ岳レジャーの中心地となっている。リフトに乗れば気軽に訪れる事が可能なゲレンデ上部からの景色は素晴らしい絶景である。

泉ヶ岳スキー場
所在地 〒981-3225
宮城県仙台市泉区福岡字嶽山9-4
北緯38度23分26秒
東経140度43分14.5秒
標高 850 m / 600 m
(標高差) (250m)
コース数 3本
最長滑走距離 2,000m
最大傾斜 38
索道数 2 本
ウェブサイト [1]
国道457号・根白石バイパスから見た泉ヶ岳(2009年4月)。当スキー場は写真左上の樹木が取り払われた斜面にある。
1976年度(昭和51年度)に撮影された泉ヶ岳・芳の平周辺の空中写真。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
写真中央に「芳の平りんご園」(1982年昭和57年)閉園)、上に「泉ヶ岳スキー場」とその右に「仙台市泉岳少年自然の家」などが見える。

概要編集

仙台市中心部や泉中央副都心から程近く、天気が良く空気が澄んでいる日のゲレンデ上部からは、滑走をしながら仙台平野や仙台都市部、太平洋に浮かんでいる大型船、水平線などの景色が肉眼で一望できる。その景色を鑑賞するのに視界をさえぎる他の山や地形がほとんど無いため、同じ泉ヶ岳で北東斜面に位置するスプリングバレー泉高原スキー場よりも下界の景色が圧倒的に良い。

しかしその反面、天気の良いの日の日中は日光を直接浴び続けてしまう南東斜面であり、かつ太平洋沿いにある仙台平野に面しているスキー場であるという立地上、融雪が進行しやすいというスキー場としては大きなデメリットも併せ持っている。

ゲレンデは下部から見ると全体が単調な斜面に見えるが、上部の地形は複雑になっており、積雪がある時は上級者でも楽しむ事が可能なスキー場施設である。

ゲレンデ編集

現在リフトは初心者向けのショートリフトと、中級者・上級者向けの兔平ロングリフトの2本のみの稼動である(過去にはもう1本、初心者向けのロングリフトが稼動していた)。

ゲレンデ下部からは見えないが、最上部の兔平ロングリフト降り場から中腹までの地形は複雑になっており、樹木が取り払われた滑走可能部分がこの規模のスキー場としてはかなり広いため、ルートを自由に選択して滑走する事が可能であり、前述した良い景色とあいまって、上級者が長時間滞在しても充実した時間を過ごす事ができる。

キッカー・レール・ボックスなどのパーク設備については、当スキー場自体は一切設置していない。過去(2015年頃?)に外部事業者が当スキー場の一角を間借りしてミニパークを設置したシーズンがあったが、リフトチケットとは別に利用料金500円が必要であったためか利用者は少なかった。

リフトチケット編集

一般的なスキー場の様に、1回券・4時間券・6時間券・8時間券の販売を行っているが、8時間券の倍額ほどの「10時間券」というものも販売している。この「10時間券」は、同シーズン中ならば日や月を跨いで1時間単位で使用できるものである。例えば、本日は1時間だけの利用、明日は7時間の利用、翌月に2時間の利用といった利用方法が出来るチケットである。

過去には、月に1度だけ男性のみがチケット料金が安くなる「男の雪遊びの日」というイベントを毎シーズン開催していたが、現在は行われていない。

2017シーズン頃から、平日限定で「レディーチケット」を販売している。これは平日利用の女性のみが対象で、終日券(1日券)が2,000円で購入する事が出来るものであり、女性にとってはかなり格安なチケットである。

ナイター営業編集

現在はナイター営業が行われていないが、ナイター設備はショートリフト部だけではなく兔平ロングリフトの降り場まであり、現在でも営業時間外のゲレンデ整備時などに照明が点灯している事がある。

過去のナイター営業は、トップシーズン中は積雪があればほぼ毎日ナイター営業実施⇒土日祝日のみナイター営業実施⇒ナイター営業無し、と変化してきた。

泉ヶ岳ロッジ編集

当スキー場を運営している泉ヶ岳総合観光開発が「泉ヶ岳ロッジ」も運営していたが、東日本大震災の地震の影響により、建物が重大な損傷を負ったために既に取り壊されている。

そのため、震災前までは「泉ヶ岳ロッジ」でチケット販売業務・レンタル業務・レストラン業務などほとんど全ての業務を一括して行っていたのだが、現在はショートリフト乗り場の隣の小屋でチケット販売業務を、ロングリフト乗り場の近くに元々あった平屋の建物を「ヴェールハウス」と改称してレストラン業務を、駐車場の一角に仮設されているプレハブ小屋でレンタル業務を、レンタルのプレハブ小屋から西側に突き当たりまで進むとある「サンハウス」にてトイレ・小規模の屋内休憩所・喫煙所の提供と売店業務を、とそれぞれ場所を分散して各業務を行っている。

震災直後はトイレが仮設の物であったり休憩所がなかったりと不便があったが、徐々に改善されている。

冬季以外の利用編集

冬季以外もリフトの運行を行っており、パラグライダーマウンテンバイク・野外ライブ・登山・ハイキング・景色の展望・紅葉鑑賞など様々なアウトドアレジャーを提供している。ただし、冬季スキー場営業の前後1ヶ月くらいは各種準備作業のためにリフトは稼動させていない。

冬季以外は火曜日が定休日である。

周辺施設編集

仙台市泉岳自然ふれあい館編集

キャンプ場の利用が出来て、一般客の利用のみならず、宮城県内の児童・生徒の 野外教育にも適している仙台市泉岳自然ふれあい館が隣接している。

仙台市泉岳少年自然の家(建物解体済・更地化済)編集

過去には仙台市泉岳自然ふれあい館の前身施設である仙台市泉岳少年自然の家が徒歩圏にあった。

泉ヶ岳大駐車場編集

当スキー場の麓側に隣接しており、仙台市が管理・運営を行っている。

スプリングバレー泉高原スキー場編集

山麓方面から当スキー場を通過し約4km進むとスプリングバレー泉高原スキー場がある。

アクセス編集

自家用車の場合、泉中央副都心(または泉PAスマートIC)から宮城県道35号泉塩釜線(泉ヶ岳通り)を西走し、国道457号根白石バイパスを経て宮城県道223号泉ヶ岳公園線を進むと道沿いにある。駐車場は平日は無料で利用できるが、土日祝日は500円/1台である。また、当スキー場に隣接して仙台市が管理・運営している「泉ヶ岳大駐車場」があるが、こちらは常時無料で開放されている。

バスの場合、冬季は当スキー場へ徒歩圏の最寄停留所への運行が毎日あるので、仙台市地下鉄南北線泉中央駅のバスターミナルより、仙台市営バス「スプリングバレー泉高原スキー場前」行きに乗り、「泉岳自然ふれあい館」で下車する事。 冬季の平日は「泉岳自然ふれあい館」が終点だが、冬季の土日は4kmほど山側へ進んだ先のスプリングバレースキー場の敷地内にある「スプリングバレー泉高原スキー場前」が終点へと変更されるので、当スキー場が目的地の場合は注意が必要である。

この路線のバスの終点や運行状況は、その季節(ウインターシーズンかどうか)や、曜日、その年ごとの利用者数の状況により、変更の可能性があるので利用する際は事前に運行会社に確認しておくと良い。

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集