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法雲寺(ほううんじ、法雲禅寺 とも)は、大阪府堺市美原区今井にある黄檗宗の寺院。山号は大宝山。本尊は釈迦如来河内西国霊場第6番札所。

法雲寺
Hounji-Sanmon-20080506.JPG
山門
所在地 大阪府堺市美原区今井192
位置 北緯34度33分6秒
東経135度32分54秒
山号 大寶山
宗派 黄檗宗
本尊 釈迦如来
創建年 寛文12年(1672年
開基 慧極道明
正式名 大寶山 法雲禅寺
札所等 河内西国霊場第6番
文化財 山門・天王殿・大雄宝殿・開山堂・方丈・鎮守堂(市指定文化財)
公式HP 大寶山 法雲禅寺
法人番号 7120105003730
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目次

歴史編集

前身は、空海開基の神福山長安寺(ちょうあんじ)という名の真言宗の寺院であったが、元和6年(1620年)に、狭山池の堤防が決壊し、西除川の洪水により、寺地及び寺は流出した。

明暦年間(1655年 - 1657年)頃に、曹洞宗の僧・宗月が、長安寺の寺地と寺を今井村中から譲り受け、寛文11年(1671年)に地中より観音像を掘り出し、草庵に安置して再興した。

翌、寛文12年(1672年)に、宗月は宇治・黄檗山万福寺の開祖の隠元隆琦の弟子である慧極道明(えごくどうみょう、1632年~1721年)に寺地と寺を譲り、寛文13年(1673年)に慧極は幕府の許可を受け、寺号を大宝山法雲寺と改め、黄檗宗の寺となった。

慧極は、延宝5年(1677年)に禅堂を、延宝8年(1680年)に鐘楼を建立し、その後、30年をかけて大門、大方丈、開山堂、斎堂、天王殿、長生閣などの二十数棟を整備した。

元禄10年(1697年)に、狭山藩後北条氏の末裔が藩主)の5代藩主北条氏朝は、慧極と師弟の約を結び、以後、北条家の菩提所となった。墓地の中央には、第11代藩主北条氏燕の墓がある。

建物編集

 
天王殿
 
本堂
山門
「大寶山」の扁額がある。
天王殿
黄檗宗独特の建物であり、宇治の万福寺と当寺だけに現存する。内部には、弥勒菩薩像と四天王像がある。
本堂
本尊に釈迦如来、脇侍に薬師如来阿弥陀如来があり、背後に3333体の仏が並んでいる。
開山堂
慧極道明禅師坐像があり、遺骨が石室内に納められている。「大機」の扁額がある。
耀先殿
北条早雲、狭山藩初代藩主の北条氏盛及び第5代藩主北条氏朝が祀られている。

文化財編集

市指定有形文化財[1]
  • 山門
  • 天王殿
  • 大雄宝殿
  • 開山堂
  • 方丈
  • 鎮守堂

参考文献編集

  • 「大阪府の地名II」、1986年、平凡社
  • 「美原町史 第1巻」、1999年、美原町
  • 「大阪府の歴史散歩(下)」、2007年、山川出版社

脚注編集