津軽郡 (陸奥国)
日本の青森県(陸奥国)にあった郡
郡域
編集現在の青森市・弘前市・黒石市・五所川原市・つがる市・平川市・東津軽郡・西津軽郡・南津軽郡・北津軽郡・中津軽郡にあたるが、行政区画として画定されたものではない。陸奥国では最も面積の大きい郡で、南は白神山地、北は竜飛岬まで含んだ。
隣接していた郡
編集歴史
編集→詳細は「津軽地方」を参照
1664年(寛文4年)の幕府による朱印改め(『寛文印知』)に際し、弘前藩の津軽信政に対して発行された朱印状で「津軽郡」との表記が見える。これは、それまで津軽地方にあった平賀郡・鼻和郡・田舎郡の3郡を庄とし、3庄を統括する郡として発足したものである。
近代以降の沿革
編集- 所属町村の変遷は東津軽郡#郡発足までの沿革、西津軽郡#郡発足までの沿革、南津軽郡#郡発足までの沿革、北津軽郡#郡発足までの沿革、中津軽郡#郡発足までの沿革をそれぞれ参照
参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 2 青森県、角川書店、1985年12月1日。ISBN 4040010205。
- 旧高旧領取調帳データベース
関連項目
編集先代 平賀郡・鼻和郡・田舎郡 |
行政区の変遷 1664年 - 1878年 |
次代 東津軽郡・西津軽郡・南津軽郡・ 北津軽郡・中津軽郡 |