浅井礼三
浅井 礼三(あさい れいぞう、1917年11月15日[1][2] - 1985年[3])は、日本の実業家、馬主。アマチュア野球選手としても実績があり、早稲田大学在籍時に大きく活躍し「100万ドルの名外野手」と謳われた[3][4]。
経歴
編集1917年、千葉県成田町出身[3]。旧制成田中学校を経て1935年に早稲田大学に入学[3]。全国中等学校優勝野球大会での実績がないなか同大学の野球部に入部し、中堅手としてレギュラーに選出[3]。1938年に早稲田大学専門部商科を卒業[1]。1940年、東京六大学野球大会の春季リーグ戦に出場すると、4割3分2厘の成績を残し首位打者となった[3]。1941年に同大学英法科を卒業後[1]、復員ののち大昭和製紙へ就職[5]、1955年には大昭和製紙の子会社である秀美堂印刷株式会社の代表取締役に就任[6]。このほか大昭和紙工製造株式会社常務・東京支社社長代行、船橋カントリークラブ株式会社取締役などを務めた[1]。1985年に死去、67歳没[3]。
親族
編集父は儀助、母はちかで礼三はその三男[3]。兄の浅井義一は大昭和製紙専務取締役、東京支社社長[2]。同じく兄の浅井鋭次も大昭和製紙専務取締役[2]。義兄弟(姉の夫)は齊藤了英[2]。