港区立東町小学校

東京都港区にある小学校

港区立東町小学校(みなとくりつ ひがしまちしょうがっこう)は、東京都港区南麻布一丁目に所在する公立小学校である。

港区立東町小学校
Higashimachi Elementary School

港区立東町小学校(2021年2月11日撮影)
地図北緯35度39分2.7秒 東経139度44分9.28秒 / 北緯35.650750度 東経139.7359111度 / 35.650750; 139.7359111座標: 北緯35度39分2.7秒 東経139度44分9.28秒 / 北緯35.650750度 東経139.7359111度 / 35.650750; 139.7359111
過去の名称 東京市東町尋常小学
国公私立の別 公立学校
設置者 港区の旗港区
設立年月日 1913年(大正2年)11月14日
共学・別学 男女共学
学期 2学期制
学校コード B113210300119 ウィキデータを編集
小学校コード 203220
所在地 1060047
東京都港区南麻布一丁目8番11号
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示
港区立東町小学校(2016年1月15日撮影)

概要 編集

港区立東町小学校は、設立が1913年(大正2年)と、港区内に於いて歴史がある公立小学校である。校地向かって東側には東京メトロ南北線首都高速2号目黒線が走り、同北側には都営大江戸線首都高速都心環状線が走っている。

また、麻布から三田周辺界隈にかけて教育施設が広範に点在しているが、同校所在地の麻布十番直近の北西側方向に南山小学校都立六本木高校があり、距離的に若干離れた東側方向には慶應大学慶應女子高慶應中等部都立三田高校が、同様に離れた西側方向には本村小学校が、南東方向には普連土学園高校三田中学校等がある。

近隣に在日本大韓民国民団本部等があり、また各国大使館がある関係上、国際学級が同小学校内に設けられている。

沿革 編集

  • 1913年(大正2年)11月14日 - 麻布東町30番地に東京市東町尋常小学校として開校した。
  • 1923年(大正12年)9月1日 - 関東大震災により校舎等に被害受ける。
  • 1945年(昭和20年)5月25日 - 焼夷弾攻撃により校舎が全焼した。
  • 1946年(昭和21年)3月31日 - 廃校となる。
  • 1955年(昭和30年)
    • 4月5日 - 本村小学校の校舎を借り復興、東京都港区立東町小学校が開校した。
    • 7月5日 - 校舎の第一期工事が竣工した。
  • 1959年(昭和34年)3月25日 - 復興後の第1回卒業式(75名)。
  • 1964年(昭和39年)3月2日 - 鉄筋コンクリート造の校舎が落成した。
  • 1977年(昭和52年)11月11日 - 港区教育委員研究協力校として公開発表。
  • 1988年(昭和63年)12月6日 - 港区教育委員会研究協力校として国際理解教育の研究成果を公開発表。
  • 1989年(平成1年)4月1日 - 文部省外国人子女教育研究協力校となる。
  • 1992年(平成4年)12月3日 - 文部省外国人子女教育研究協力校となる。
  • 2001年(平成13年)2月8日 - 港区教育委員研究奨励校研究発表。
  • 2006年(平成18年)11月21日 - 港区教育委員会研究パイロット校研究発表会。
  • 2012年(平成24年) - 「国際学級」が開設された[1]

教育方針 編集

教育目標[2]
人間尊重の精神と心身の健康増進を基本とし、知性と感性に富み人間性豊かで、広く国際社会において信頼と尊敬が得られるような児童の育成を目指します。
「明るい子」「よく考える子」「やりぬく子」「思いやりのある子」
国際学級[3]
平成24年度から「国際学級」が開設され、日本国籍児童と外国籍児童が学ぶようになった。国籍、性別、年齢等を問わず、それぞれのよさを認め、共に学び、国際社会を力強く生きていく児童の育成を目指している。
  • 全学級が国際学級である。
  • 国際学級では今までにない態勢が組まれている。
  • 個に応じた学習ができるように少人数コース別授業を行っている。
  • フォニックス学習である。
  • 日本語の指導を行っている。
  • 英語で行う算数の授業がある。
小学校の児童数と教員数[4]
年度 児童総数 1年生 2年生 3年生 4年生 5年生 6年生 教員数 職員数
平成23年 65人 15人 5人 9人 13人 12人 11人 19人 3人
平成24年 104人 35人 17人 11人 13人 14人 14人 17人 3人
平成25年 174人 65人 41人 25人 11人 16人 16人 17人 3人
平成26年 255人 62人 74人 49人 29人 17人 24人 19人 3人
平成27年 318人 66人 74人 73人 54人 33人 18人 24人 3人
平成28年 417人 93人 74人 72人 80人 60人 38人 28人 3人
平成29年 470人 71人 102人 75人 76人 87人 59人 30人 3人
平成30年 468人 66人 73人 100人 76人 69人 84人 30人 3人
令和元年 473人 81人 68人 77人 101人 77人 69人 24人 5人
令和2年 486人 86人 81人 70人 72人 100人 77人 26人 4人
令和3年 475人 73人 84人 78人 72人 66人 102人 26人 4人
令和4年 455人 82人 77人 81人 74人 72人 69人 24人 5人
令和5年 461人 75人 81人 75人 83人 78人 69人 25人 5人

通学区域 編集

住所別通学区域(平成27年4月1日から適用)[5]
麻布十番二丁目 麻布十番三丁目、四丁目 南麻布一丁目 南麻布二丁目 元麻布一丁目
9 - 21番 全域 3 - 24番 2 - 8番
10 - 13番
6番、7番
進学先中学校(平成27年4月1日から適用)[5]
小学校学校名 中学校学校名
港区立東町小学校 港区立六本木中学校

交通 編集

鉄道
路線バス

脚注 編集

  1. ^ 港区立東町小学校 - 沿革
  2. ^ 港区立東町小学校 - 教育目標
  3. ^ 港区立東町小学校 - 国際学級
  4. ^ 東京都教育委員会「令和5年度 公立学校統計調査報告書」統計・調査 2023年10月26日、2023年10月30日閲覧
  5. ^ a b 港区立小・中学校通学区域一覧表(平成27年4月1日から適用) [1]白金の丘中学校

関連項目 編集

外部リンク 編集