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瀬戸記念橋駅(せときねんばしえき)はかつて愛知県瀬戸市末広町にあったジェイアール東海バス(JR東海バス)の自動車駅である。

在りし日の瀬戸記念橋駅

目次

概要編集

1930年昭和5年)、日本初の省営バス路線として開業した岡多線の駅として、設置された。大正天皇行幸を記念して瀬戸川に架けられた記念橋に隣接して設置されたことから、その名が付けられた。

2005年平成17年)、周辺の再開発に伴い駅施設が廃止された。

沿革編集

1921年(大正11年)の鉄道敷設法改正により掲げられた「愛知縣岡崎ヨリ挙母ヲ經テ岐阜縣多治見ニ至ル鐡道」の建設予定に対し、鉄道線の先行という使命のもとに、1930年(昭和5年)に鉄道省により省営自動車岡多線の運行が開始された。当初の路線は、岡崎駅 - 多治見駅間及び当駅 - 高蔵寺駅であり、当駅は、両路線の結節点となっていた。

その後、路線は拡大し、瀬戸南線(挙母、岡崎方面)、瀬戸北線(品野、多治見方面)、瀬戸西線(名古屋方面)が運行された。また、瀬戸市内に国鉄鉄道駅がないため、みどりの窓口がある当駅は、瀬戸市民が国鉄の特急券指定券を購入する際に重宝されていた。

国鉄分割民営化に伴い、路線を次第に縮小し、瀬戸西線は2001年(平成13年)のゆとりーとライン開業とともに瀬戸みずの坂までに短縮され、当駅を経由する部分は廃止となり、瀬戸南線は一般路線バスとしては全廃となった。

 
2009年6月現在の瀬戸記念橋バス停留所。傍らの照明灯の下にあるのは「省営バス発祥の地」の碑、奥は観光施設「瀬戸蔵

2005年(平成17年)の愛・地球博開催に合わせ行われた瀬戸市の区画整理事業により、当駅の駅施設は廃止された。これにより、ドリームとよた号停留所は、瀬戸駅前バスターミナルに移転した。2009年(平成21年)9月30日をもってJR東海バスの路線バスは全廃となったため、当停留所は、JRバスの停留所としては廃止された。また、名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅に隣接する複合施設パルティせと内に移転した旅行センターも同日をもって閉店した。

現在、同じ位置に名鉄バスの「記念橋」バス停があり[1]、同所にある「省営バス発祥の地の碑」とともに、その名残を残すのみとなっている。

年表編集

利用できた路線編集

脚注編集

  1. ^ ジェイアール東海バスの一般路線廃止前から存在した。
  2. ^ 「鉄道省告示第354号」『官報』1930年12月17日(国立国会図書館デジタルコレクション)

関連項目編集