珊瑚橋
岩手県北上市の橋
珊瑚橋(さんごばし)は、北上川に架かる鉄橋。所在地は岩手県北上市、国道107号の旧ルートにあたる(日高見橋完成後は市道に格下げ)。
珊瑚橋 | |
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西側より | |
基本情報 | |
所在地 | 岩手県北上市黒澤尻町 |
竣工 | 1933年(昭和8年) |
座標 | 座標: 北緯39度17分3.4秒 東経141度7分51.6秒 / 北緯39.284278度 東経141.131000度 |
構造諸元 | |
全長 | 254.6 m[1] |
幅 | 5.5 m[1] |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
概要
編集1908年(明治41年)、立花村の高舘徳次郎の出資により初代の木製の橋が建設された[2]。橋の名称は、国見山の北尾根の珊瑚岳に由来するとされる。当初は協同組合により運営され、橋を渡るために通行料を必要とした。
木製の橋は北上川の増水などで流失と再建を繰り返していたため[2]、また交通量の増加に対応するために、1933年(昭和8年)に現在の鉄橋に架け替えられた。
データ
編集- 形式 - 下路カンチレバートラス(ゲルバートラス)橋[1]
- 総鋼重 - 390.0 t
- 工事費 - 約20万円(当時)
- 1971年(昭和46年)歩道橋(鋼斜張橋)添架
交通アクセス
編集周辺
編集脚注
編集外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、珊瑚橋に関するカテゴリがあります。