北上駅

日本の岩手県北上市にある東日本旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅

北上駅(きたかみえき)は、岩手県北上市大通り一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)のである[1]

北上駅
Kitakami sta08s3200.jpg
駅舎(東口)
きたかみ
Kitakami
所在地 岩手県北上市大通り一丁目1-2
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)**
電報略号 カミ[注 1]
駅構造 高架駅(新幹線)
地上駅(在来線)
ホーム 2面3線(新幹線)
2面4線(在来線)[1]
乗車人員
-統計年度-
3,787人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1890年明治23年)11月1日[2]
乗入路線 3 路線
所属路線 東北新幹線
キロ程 487.5 km(東京起点)
水沢江刺 (17.4 km)
(12.5 km) 新花巻
所属路線 東北本線
キロ程 487.5 km(東京起点)
六原 (6.4 km)
(4.7 km) 村崎野
所属路線 北上線
キロ程 0.0 km(北上起点)
(2.1 km) 柳原
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口[1]
* 1954年に黒沢尻駅から改称[1]
** ただし、定期貨物列車の発着はない。
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西口

乗り入れ路線編集

東北新幹線と、在来線の東北本線および北上線が乗り入れており、接続駅となっている。また、東北新幹線盛岡駅から田沢湖線に直通するミニ新幹線である秋田新幹線の列車は、2014年3月改正時点では1日1往復に限り停車する。在来線における所属線は東北本線[3]であり、北上線は当駅が起点である。なお、東北本線と北上線は、JR貨物の第二種鉄道事業の路線でもある。

歴史編集

駅構造編集

在来線は構内西側にある地上駅を、新幹線は構内東側にある高架駅を使用している。

在来線のホームは2面4線ある。島式ホーム1面2線と単式ホーム1面1線、それに単式ホームの盛岡寄りの端を切り欠いた、切欠きホーム1面1線(0番線)を持つ。旅客用3番線と新幹線駅舎の間に副本線が数本あり、北上線に乗り入れる貨物列車などが使用する。

新幹線のホームは、島式ホーム1面2線と単式ホーム1面2線の合計2面3線ある。この間に通過線が2線ある。

新幹線・在来線ともに発車メロディーが導入されている。なお、在来線の発車メロディーは車掌扱いのため、ワンマン列車のときは省略される。 接近メロディーは、スブリングボックスで、発車メロディーがmellow time である。 事務管コードは▲211014を使用している[7]

のりば編集

在来線(地上ホーム)編集

番線 路線 方向 行先 備考
0 北上線 - ほっとゆだ横手方面
東北本線 下り 花巻矢幅盛岡方面 当駅始発の一部
1 上り 水沢平泉一ノ関方面 当駅始発
下り 花巻・矢幅・盛岡方面
北上線 - ほっとゆだ・横手方面 一部の列車
2 東北本線 下り 花巻・矢幅・盛岡方面
3 上り 水沢・平泉・一ノ関方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 東北線盛岡方面から北上線へ直通する列車、北上線から東北線盛岡方面へ直通する列車は3番線に入線することがある。

新幹線(高架ホーム)編集

番線 路線 方向 行先
11 (予備ホーム)
12   東北・秋田・北海道新幹線 下り 盛岡・新青森秋田新函館北斗方面
13   東北新幹線 上り 仙台大宮東京方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 当駅で折り返す新幹線(試験車両など)は11番線に入線する。

改札口・駅設備編集

改札口は、西口・東口の2か所ある。自動改札機は、西口在来線改札口に3通路、東口新幹線改札口・乗換改札口にそれぞれ2通路設置されている。東口在来線改札口は有人改札のみで、新幹線乗換改札の有人改札を兼ねている。

西口は駅の正面口にあたり、在来線のりばに面する。新幹線のりばへは在来線ホームから地下道を通ることとなる。みどりの窓口(営業時間:8時30分 - 18時30分、1窓)、指定席券売機1台、自動券売機2台、NEWDAYS(営業時間:6時00分 - 20時40分、JR東日本リテールネット営業)、そば拠「はやて」がある。

東口は、新幹線乗換口に併設された形となっている。みどりの窓口(営業時間:6時00分 - 21時00分、1窓)、自動券売機1台、指定席券売機1台、観光案内所がある。新幹線コンコース内にNEWDAYS(営業時間:6時00分 - 21時00分、JR東日本リテールネット営業)、立ち食いそば屋(営業時間:6時30分 - 19時30分NRE)がある。

直営駅駅長・副駅長・営業総括助役・輸送総括助役配置)。管理駅(北上地区統括駅)であり、東北本線の金ケ崎駅 - 石鳥谷駅間および北上線の柳原駅 - ゆだ高原駅間、釜石線の似内駅 - 足ケ瀬駅間の各駅(新花巻駅は除く)の各駅を管理している。東口の業務はJR東日本東北総合サービスが受託している。

発車メロディ編集

新幹線ホームを含めた全ホームでテイチク製のメロディを使用している。

  • 在来線ホームの発車メロディは「mellow time」である(ワンマン運転の列車では流れない)。
  • また、在来線ホームでは接近メロディとして「スプリングボックス」(池袋駅秋葉原駅浦和駅などで発車メロディとして使用されている)が流れる。
  • 新幹線ホームの発車メロディは12番線(盛岡方面)が「風と共にV2」、13番線(東京方面)が「see you again」である。

貨物取扱編集

現在、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっており、貨物列車の発着は無い。貨物設備は無く、専用線も当駅には接続していない。

かつては、駅西口の南側に日本石油北上油槽所があり、そこへ至る専用線が駅から分岐していた。施設へ石油を輸送するために、仙台北港駅から貨物列車が運行されていたが、油槽所の閉鎖に伴い2001年平成13年)9月26日をもって廃止された。またメタノール荷役線が駅構内にあり、新潟臨海鉄道太郎代駅から輸送されたメタノールがタンク車からタンクローリーに移しかえられ東北ユーロイド工業の工場へ輸送されていた。この輸送は2001年(平成13年)6月19日の貨車返送を最後に廃止された。

なお、国鉄分割民営化前までは、駅西口の南に隣接して車扱貨物ホームがあった。

駅弁編集

かつて販売されていた主な駅弁は下記の通り[8]

  • 牛肉弁当
  • 白金豚弁当
  • ロマン銀河鉄道SL弁当
  • 特製弁当 北上

利用状況編集

JR東日本によると、2019年度(令和元年度)の1日平均乗車人員は3,787人である[利用客数 1]。また、新幹線の1日平均乗車人員は1,408人である[注 2][新幹線 1]

近年の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
新幹線
2000年(平成12年) 3,906[利用客数 2]  
2001年(平成13年) 3,803[利用客数 3]  
2002年(平成14年) 3,680[利用客数 4]  
2003年(平成15年) 3,611[利用客数 5]  
2004年(平成16年) 3,632[利用客数 6]  
2005年(平成17年) 3,673[利用客数 7]  
2006年(平成18年) 3,719[利用客数 8]  
2007年(平成19年) 3,730[利用客数 9]  
2008年(平成20年) 3,678[利用客数 10]  
2009年(平成21年) 3,445[利用客数 11]  
2010年(平成22年) 3,467[利用客数 12]  
2011年(平成23年) 3,557[利用客数 13]  
2012年(平成24年) 3,747[利用客数 14] 1,284[新幹線 2]
2013年(平成25年) 3,833[利用客数 15] 1,359[新幹線 3]
2014年(平成26年) 3,735[利用客数 16] 1,354[新幹線 4]
2015年(平成27年) 3,765[利用客数 17] 1,385[新幹線 5]
2016年(平成28年) 3,827[利用客数 18] 1,412[新幹線 6]
2017年(平成29年) 3,777[利用客数 19] 1,404[新幹線 7]
2018年(平成30年) 3,778[利用客数 20] 1,429[新幹線 8]
2019年(令和元年) 3,787[利用客数 1] 1,408[新幹線 1]

駅周辺編集

 
改修前の東口駅前

バス路線編集

2016年9月に北上市がロータリーの改修を実施、島式のバス乗場を作り、対岸へ渡る必要が無くなった。バス停も1~4番(1a~1dを併記)へと統廃合した。横川目方面は1e廃止・1dへ移動。 以下は2016年9月12日現在の情報。

大半は岩手県交通が担当

1a番のりば

1b番のりば

1c番のりば

  • 北上翔南高校線・成沢線 北上市役所行き
  • 湯本温泉線 煤孫・横川目・和賀仙人・ほっとゆだ駅・湯本温泉・町立西和賀さわうち病院方面
  • 国道北線 丁切・県南免許センター入口・金ケ崎町役場方面
  • 北上市コミュニティバス 県立中部病院・西地域方面

1d番のりば

  • 北上市役所行き・北上営業所行き(北上翔南高校線)
  • 横川目線 江釣子SCパル・藤根十文字・横川目方面

北上駅東口

隣の駅編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
  東北・秋田・北海道新幹線
水沢江刺駅 - 北上駅 - 新花巻駅
東北本線
快速「アテルイ」(下りのみ)・普通
六原駅 - 北上駅 - 村崎野駅
北上線
快速・普通
北上駅 - 柳原駅

脚注編集

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記事本文編集

注釈編集

  1. ^ 改称前はロサであった。
  2. ^ 岩手県内の駅では盛岡駅一ノ関駅に次いで第3位である。
  3. ^ かつてのホテルニューヴェール(旧北上ワシントンホテル)の建物を改装している。

出典編集

  1. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』23号 盛岡駅・平泉駅・山寺駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年1月20日、22頁。
  2. ^ a b c d e f 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月6日、23頁。
  3. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  4. ^ “さらに便利に 東北新幹線 22日ダイヤ改正概要”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1997年3月19日) 
  5. ^ “「新幹線eチケットサービス」が始まります!” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道、北海道旅客鉄道、西日本旅客鉄道, (2020年2月4日), オリジナルの2020年2月26日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200226110513/https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200204_ho01.pdf 2020年5月25日閲覧。 
  6. ^ “タッチでGo!新幹線 サービスエリア拡大について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2020年11月12日), オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20201113025314/https://www.jreast.co.jp/press/2020/20201112_ho01.pdf 2020年11月13日閲覧。 
  7. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  8. ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、 627頁。
  9. ^ “~ 2017年3月16日(木)ホテルメッツ北上リニューアルオープン ~” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道盛岡支社、盛岡ターミナルビル, (2017年1月31日), オリジナルの2020年5月18日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200518044446/https://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1485840655_1.pdf 2020年5月18日閲覧。 
  10. ^ “STATION WORKは2020年度100カ所ネットワークへ ~東日本エリア全域へ一挙拡大。ホテルワーク・ジムワークなどの新たなワークスタイルを提案します~” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2021年2月8日), オリジナルの2021年2月8日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20210208053136/https://www.jreast.co.jp/press/2020/20210208_ho04.pdf 2021年2月9日閲覧。 
  11. ^ お知らせ一覧 > 2/17(水)ホテルの利用可能施設が拡大します!”. STATION WORK (2021年2月16日). 2021年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月19日閲覧。

利用状況編集

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月11日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。

新幹線編集

  1. ^ a b 新幹線駅別乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月11日閲覧。
  2. ^ 新幹線駅別乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  3. ^ 新幹線駅別乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  4. ^ 新幹線駅別乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  5. ^ 新幹線駅別乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  6. ^ 新幹線駅別乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月27日閲覧。
  7. ^ 新幹線駅別乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月6日閲覧。
  8. ^ 新幹線駅別乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集