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今までのやりとりについて

/独自研究及び中立的な観点について--Diagonal会話2022年8月23日 (火) 00:26 (UTC)返信

/ウィキペディアは真実や事実を掲載する場所ではありません--Diagonal会話2022年8月23日 (火) 00:30 (UTC)返信

宇宙際タイヒミュラー理論によるABC予想証明の経緯

主論文の発表から雑誌掲載まで

2012年8月、京都大学数理解析研究所教授の望月新一は 宇宙際タイヒミュラー理論によりABC予想を証明したとする論文(プレプリント)[1]を、同研究所(RIMS)が編集する論文誌PRIMSに投稿し、専属研究員の成果を公表配布するプレプリントサーバーで公表した。 [注 1]

論文公表後、1000以上となる論文の質問への回答と、指摘事項の修正や語句訂正等で100以上となる更新版と改定内容の公開があった[3]

主な指摘事項として以下2点をあげる。

  • 数値的有効性に関する指摘:2012年10月、ヴェッセリン・ディミトロフ[4]アクシェイ・ヴェンカテシュ[5]により「素数 "2 "で分割する悪い場所においては正しく機能しなくなる」ことの数値的有効性の指摘があった。指摘により望月は、数値を明示的しない「定数」を用いた不等式(弱いABC予想の証明)となる修正をおこなった。(なお、後述する発展により、強いABC予想の証明もなされた。)
  • 系3.12の証明に関する指摘:2018年3月、ペーター・ショルツェジェイコブ・スティックスは、京都大学を訪れ、望月と星裕一郎は彼らと5日間議論した[6][7]。2018年5月、2人は、京都での議論をうけて、望月の証明の系3.12の論理過程に反例があると主張[8]した。2018年9月、この指摘に対し望月は、「反例では理論にいくつかの簡略化がおこなわれ、それらの簡略化が誤り」と反論[9][10]したが、この件に関する修正はなされなかった。

一連の論文は、約7年半に及ぶ審査を経て、2020年2月に査読を通過して受理され、 2021年3月4日に京都大学数理解析研究所編集の論文誌PRIMSに掲載された[11]

2021年3月、望月は、IUT理論の誤解と混乱を与えているIUT理論の同型の数学的対象の複製をどのように同定し、論理構造への影響とそれを無効にしているかを述べて、理論の論理構造が論理的なAND “∧”であるが、OR “∨”に取り違えることでの簡略化による誤りを詳述[12][注 2]した。

雑誌掲載後の反応

京都大学数理解析研究所

2020年4月3日、京都大学数理解析研究所は、論文の受理を発表する記者会見[13]を開き、席上、PRIMS特別編集委員長(共同)の柏原正樹、玉川安騎男は「ABC予想を証明した望月氏の論文が正しいものであると判断」[14]したと述べ、なお内容に懐疑的な海外の数学者もいるが「望月教授自身が反論もしており、(ショルツェ教授からの)再反論もない」[15]との状況の認識であると表明した。また、論文掲載に際し、特別編集委員長の玉川安騎男は「今回(2021年3月4日)掲載されたものが未来に残る最終確定のものだ」と述べた[16]

数学界

IUTはフェセンコ、サイディ、山下剛[注 3]等からは肯定的に評価されている(サーベイ論文参照)一方、そうでない人々にとっては、既存の理論に比べて独自性が高いため、十分な理解を得られていない。特に、ショルツェとスティクスから、証明に対して疑義が呈されている状況である[8]

イギリスの科学誌ネイチャーは以下の様に報じている[18]

「望月は自身のウェブサイトに掲載したコメントで、2人の著者が自分の研究を理解していなかっただけだと、批判を一蹴した。”しかし”、何人かの専門家は、数学界の多くはこの問題は(望月の証明に修正が必要だと)決着したと考えている。今回の論文の正式受理は、これを覆すものではなさそうだ[注 4]。玉川は記者会見で、ショルツェとスティクスの批判を受け、回答自体は変わっていないと述べた。いくつかのコメントは原稿に掲載する予定である。しかし、根本的な変更はない。と玉川は言った[注 5]。数学の世界では、雑誌の査読受理だけで終わらないことが多い。重要な結果は、それが正しいというコンセンサスが得られて初めて、真に認められた定理となるのだが、これを達成するには、論文が正式に発表されてから何年もかかることがある[注 6]。」

望月の査読論文に対しては以下のレビューがあった。

  • 2021年7月、 ペーター・ショルツェは、Zentralblatt Math誌に、望月の論文誌PRIMS掲載の論文について、系3.12の論理過程に批判的なレビューを寄稿した[19]
  • 2022年4月、エクスター大学教授のモハメド・サイディは Math Reviews誌の書評で、宇宙際タイヒミュラー理論の系3.12を導く元となる定理3.11を肯定するレビュー[20]を寄稿した[注 7]

報道

朝日新聞はABC予想解決の件について、2017年以降継続的に記事を書いている。

  • 2017年12月16日(論文掲載の見込みの報道)[21][注 8]
  • 2020年4月3日(論文受理の記者会見の報道)[22]
  • 2020年5月3日(論文受理に対する異議の報道1)[23]
  • 2020年8月20日(論文受理に対する異議の報道2)[24][注 9]
  • 2021年3月5日(論文掲載の報道)[25]
  • 2021年7月27日(出版後の評価の報道1)[26][注 10]
  • 2021年7月27日(出版後の評価の報道2)[27]
  • 2021年11月24日(改良論文(「発展」の項参照)に関する報道)[28]

また、日本放送協会制作のドキュメンタリー番組『NHKスペシャル 数学者は宇宙をつなげるか?abc予想証明をめぐる数奇な物語』が放送[29][30]された。放送では、ABC予想を証明するためには「数学の世界に混ざり合うように存在しているたし算とかけ算を分離する」必要が根底にあり、望月のアイデアは「かけ算は成立するけど、たし算が成立しない数学世界を作ることで、たし算とかけ算を独立して扱う」手法の理論であると説明された。理論には「これまでの数学との違いを分かりやすく説明する言葉を見つけてほしい」等の意見があることが紹介され、一方、望月からは論理展開を詳しく解説するレポート(宇宙際タイヒミュラー理論によるABC予想証明の経緯参照)の公開で応対[31]していることが紹介された。

発展

2012年10月の、数値的有効性に関する指摘を受け、望月らは理論を発展させた。 2022年7月、楕円曲線の 6 等分点を用いて不等式の数値を明示した「強いABC予想」を証明したとする、望月新一、イヴァン・フェセンコ、星裕一郎、南出新、ヴォイチェフ・ポロウスキの査読論文が、東京工業大学が編集する数学論文誌に掲載された[32]

論文等

プレプリント

  • Inter-universal Teichmuller Theory(プレプリント)[1]

査読論文

  • Inter-universal Teichmuller Theory[11]
  • Explicit estimates in inter-universal Teichmüller theory[32]

注記

  1. ^ 2012年8月30日 PRIMS編集委員会は、望月委員長の投稿は編集より排除する取り決めにより、玉川安騎男を編集長(その後に柏原正樹が共同編集長で参加)とする特別編集委員会を設置[2]した。
  2. ^ なお前書きに第2章は数学科の履修者、第3章は専門分野の研究者で理解できうる解説とある。
  3. ^ フェセンコとサイディは京都大学数理解析研究所の客員教授、山下剛は同所の講師である[17]
  4. ^ In comments posted on his website at the time, Mochizuki brushed the criticisms aside, hinting that the two authors had simply failed to understand his work. But several experts told Nature that much of the mathematics community considered the matter settled at that point. The official acceptance of the papers seems unlikely to change this.
  5. ^ At the press conference, Tamagawa said the solution itself had not changed in response to Scholze and Stix’s criticism. Some comments about it will be published in the manuscript, but there will be no fundamental alteration, said Tamagawa.
  6. ^ In the world of mathematics, a journal’s seal of approval is often not the end of the peer-review process. An important result truly becomes an accepted theorem only after the community has reached a consensus that it is correct, and achieving this can take years after a paper’s official publication.
  7. ^ ただしこの書評にはMath Reviews誌の編集者によるコメントが付与され、上記のペーター・ショルツェZentralblatt Math誌に掲載した書評を参照することが勧められている。これは系3.12に関連して特に強調されている。
  8. ^ この翌年の2018年にショルツェとスティクスの京都大学訪問と疑義の提出があった
  9. ^ この記事は署名なし
  10. ^ この記事は署名なし

出典

  1. ^ a b Mochizuki, Shinichi (2012a), “Inter-universal Teichmuller Theory I: Construction of Hodge Theaters”, Publications of the Research Institute for Mathematical Sciences (EMS Press), http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/Inter-universal%20Teichmuller%20Theory%20I.pdf 
    Mochizuki, Shinichi (2012b), “Inter-universal Teichmuller Theory II: Hodge-Arakelov-theoretic Evaluation”, Publications of the Research Institute for Mathematical Sciences (EMS Press), http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/Inter-universal%20Teichmuller%20Theory%20II.pdf 
    Mochizuki, Shinichi (2012c), “Inter-universal Teichmuller Theory III: Canonical Splittings of the Log-theta-lattice”, Publications of the Research Institute for Mathematical Sciences (EMS Press), http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/Inter-universal%20Teichmuller%20Theory%20III.pdf 
    Mochizuki, Shinichi (2012d), “Inter-universal Teichmuller Theory IV: Log-volume Computations and Set-theoretic Foundations”, Publications of the Research Institute for Mathematical Sciences (EMS Press), http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/Inter-universal%20Teichmuller%20Theory%20IV.pdf 
  2. ^ “Preface to the Special Issue” (英語). Publications of the Research Institute for Mathematical Sciences 57 (1): 1–1. (2021-03-04). doi:10.4171/prims/57-1-0. ISSN 0034-5318. https://ems.press/journals/prims/articles/201530. 
  3. ^ ABOUT CERTAIN ASPECTS OF THE STUDY AND DISSEMINATIONOF SHINICHI MOCHIZUKI’S IUT THEORY”. IVAN FESENKO. 2021年7月4日閲覧。
  4. ^ Dimitrov, Vesselin (2016-01-14). “Effectivity in Mochizuki's work on the $abc$-conjecture”. arXiv:1601.03572 [math]. http://arxiv.org/abs/1601.03572. 
  5. ^ ag.algebraic geometry - Philosophy behind Mochizuki's work on the ABC conjecture” (英語). MathOverflow. 2022年8月4日閲覧。
  6. ^ REPORT ON DISCUSSIONS”. www.kurims.kyoto-u.ac.jp. 京都大学数理解析研究所 (2020年5月12日). 2020年5月17日閲覧。
  7. ^ Mochizuki, Shinichi. “March 2018 Discussions on IUTeich”. 2018年10月2日閲覧。 Web-page by Mochizuki describing discussions and linking consequent publications (following references), papers by Ivan Fesenko and a video by Fumiharu Kato of Tokyo Institute of Technology
  8. ^ a b Why abc is still a conjecture”. 2018年9月23日閲覧。
  9. ^ COMMENTS ON THE MANUSCRIPT BY SCHOLZE-STIX CONCERNING INTER-UNIVERSAL TEICHM ̈ULLER THEORY (IUTCH)”. 2018年7月閲覧。
  10. ^ Mochizuki, Shinichi. “Report on Discussions, Held during the Period March 15 - 20, 2018, Concerning Inter-Universal Teichmüller Theory”. 2018年10月2日閲覧。 “the … discussions … constitute the first detailed, … substantive discussions concerning negative positions … IUTch.”
  11. ^ a b Mochizuki, Shinichi. “Inter-universal Teichmüller Theory” (英語). Publications of the Research Institute for Mathematical Sciences (EMS Press) 57 (No. 1/2 (2021) Special issue). https://ems.press/journals/prims/issues/1507. 
  12. ^ ON THE ESSENTIAL LOGICAL STRUCTURE OFINTER-UNIVERSAL TEICHM ̈ULLER THEORY IN TERMSOF LOGICAL AND “∧”/LOGICAL OR “∨” RELATIONS”. 2022年4月16日閲覧。
  13. ^ 現代数学の難問「ABC予想」を証明、論文掲載へ 京大・望月教授、8年越しで専門誌に|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞”. 京都新聞. 2021年5月30日閲覧。
  14. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2020年4月3日). “数学の難問「ABC予想」証明 望月京大教授の論文、学術誌に掲載”. 産経ニュース. 2021年5月30日閲覧。
  15. ^ 望月教授「ABC予想」証明 斬新理論で数学界に「革命」 京大数理研「完全な論文」”. 毎日新聞. 2021年6月26日閲覧。
  16. ^ 「数学史に刻まれる」偉業、難問「ABC予想」証明成功の論文掲載…京大教授 : 科学・IT : ニュース”. 読売新聞オンライン (2021年3月7日). 2021年5月30日閲覧。
  17. ^ https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/ja/list-01.html
  18. ^ Castelvecchi, Davide (2020-04-03). “Mathematical proof that rocked number theory will be published” (英語). Nature 580 (7802): 177–177. doi:10.1038/d41586-020-00998-2. https://media.nature.com/original/magazine-assets/d41586-020-00998-2/d41586-020-00998-2.pdf. 
  19. ^ https://zbmath.org/pdf/07317908.pdf Mochizuki, Shinichi Inter-universal Teichmuller theory. I: Construction of Hodge theaters. (English) Zbl 07317908 Publ. Res. Inst. Math. Sci. 57, No. 1-2, 3-207 (2021). Reviewer: Peter Scholze (Bonn)
  20. ^ Mochizuki, Shinichi Inter-universal Teichmüller theory IV: Log-volume computations and set-theoretic foundations. Publ. Res. Inst. Math. Sci. 57 (2021), no. [1-2, 627-723.]”. American Mathematical Society. 2022年4月23日閲覧。
  21. ^ 数学の超難問・ABC予想を「証明」 望月京大教授”. 朝日新聞デジタル. 2022年8月27日閲覧。
  22. ^ 数学の超難問ABC予想、京大教授が証明 検証に7年半”. 朝日新聞デジタル. 2022年8月27日閲覧。
  23. ^ ABC予想「証明は本当か?」 欧米で論文に異議相次ぐ”. 朝日新聞デジタル. 2022年8月27日閲覧。
  24. ^ 「ABC予想」証明できてる? 京大・望月教授の論文、「認定」後も議論続く”. 朝日新聞デジタル. 2022年8月27日閲覧。
  25. ^ ABC予想の証明論文、ついに出版 8年半かけ数学誌に”. 朝日新聞デジタル. 2022年8月27日閲覧。
  26. ^ 「ABC予想」証明、出版でまた物議 2012年発表の論文、今年3月雑誌掲載”. 朝日新聞デジタル. 2022年8月27日閲覧。
  27. ^ ABC予想「証明に疑問点」指摘も 出版後も割れる評価”. 朝日新聞デジタル. 2022年8月27日閲覧。
  28. ^ フェルマーの最終定理「おまけで証明」 IUT理論、京大・望月教授”. 朝日新聞デジタル. 2022年8月27日閲覧。
  29. ^ 数学者は宇宙をつなげるか?abc予想証明をめぐる数奇な物語(前編)”. 日本放送協会. 2022年4月16日閲覧。
  30. ^ 数学者は宇宙をつなげるか?abc予想証明をめぐる数奇な物語(後編)”. 日本放送協会. 2022年4月16日閲覧。
  31. ^ 望月新一の最新情報 _ IUT理論の論理展開論文の更新記録”. www.kurims.kyoto-u.ac.jp. 2022年7月9日閲覧。
  32. ^ a b Mochizuki, Shinichi; Fesenko, Ivan; Hoshi, Yuichiro; Minamide, Arata; Porowski, Wojciech. “Explicit estimates in inter-universal Teichmüller theory”. Kodai Mathematical Journal 45 (2): 175–236. doi:10.2996/kmj45201. ISSN 0386-5991. https://projecteuclid.org/journals/kodai-mathematical-journal/volume-45/issue-2/Explicit-estimates-in-inter-universal-Teichm%c3%bcller-theory/10.2996/kmj45201.full. 
「ABC予想」のページに載せる一般向け説明案を作成しました。詳細については「宇宙際タイヒミュラー理論」のページを参照する想定です。--Diagonal会話2022年8月31日 (水) 04:10 (UTC)返信
直接貼り付け可能な形に修正しました。--Diagonal会話2022年9月3日 (土) 07:31 (UTC)返信
ABC予想証明に関する記述は「ABC予想」のページで行うため、「宇宙際タイヒミュラー理論」の記載を当該ページから削除し、移設--Diagonal会話2022年9月10日 (土) 22:02 (UTC)返信

他人のコメントを本人の許可なく除去しないでください

こんにちはDiagonalさん。へび長魚さんによるコメントをDiagonalさんが削除されました[1]が、以下のガイドラインを参照なさってください。

決して他人の言葉を、その人が考えていない内容に書き換えたり、除去したりしてはいけません。

Wikipedia:ノートページのガイドライン#他人のコメント

「本人の許可がある時」などは他人のコメントを除去することは可能であるとこのガイドラインは述べていますので、へび長魚さんから許可を得るのがよろしいかと思います。--223.132.144.133 2022年8月23日 (火) 00:17 (UTC)返信

ではサブページに移動します。除去でないので問題ありませんね--Diagonal会話2022年8月23日 (火) 00:28 (UTC)返信
サブページへのリンクがわかりにくいです。コメント隠蔽の懸念を払拭するためにも、ページ先頭にTemplate:サブページ過去ログまとめを貼り付けるなど、サブページへのアクセスを容易にすることを推奨します。--Snap55会話2022年8月23日 (火) 13:57 (UTC)返信
とりあえず、「今までのやりとりについて」という項目を新設しました。
あとはそのような方法について熟知した方におまかせします。私では到底できませんので。--Diagonal会話2022年8月24日 (水) 02:03 (UTC)返信

「ABC予想」および同ノートページにおけるあなたの行動について

  • ABC予想はかねてより編集合戦の状態にあったところ、2022年8月1日14:22に注意され、ノートで議論を開始し、2022年8月10日00:292022年8月14日00:59に再度指摘されても、連続4版のリバート(2022年8月14日10:07-10:09)などの強硬な編集行為を継続。その後《ノート議論の場での、事前のご相談をお願いします。[2]》と言われたのをいいことに、《BSscdd氏の合議形成の提案に全面的に賛同しました。したがって当該箇所はスタートラインとして全文削除しました。あなたが提案したことですから、文句のあろうはずもありますまいね。[3]》として当該節のほぼ全文を除去[4]。なお、当該節の内容を極力少なくするのはDiagonal氏のかねてからの意向[5][6][7][8]
  • 上記差分の要約欄にもみられるが、[9][10][11][12]のような執拗な個人攻撃や、[13][14][15]のような少なくとも記事の改善に寄与しない発言を繰り返し、2022年8月19日00:07では一見議論しているように見えて半分は暴言あるいは放言。
  • 他者の発言の無断での改竄[16](本人曰く《ただ権威づけのためだけにズラズラズラズラ書きちらかしたのを、私が有害無益として削除した[17]》)。また、他者の利用者ページに書かれた文章案を改変[18](逐次注釈の形をとっているが、文章の段落構成が変わっており、読みにくくする意図をもった改変行為と指摘されても仕方がない[19][20])。
  • これらの問題点を複数人から指摘されても[21][22][23][24]、言動を改めない(Wikipedia:腕ずくで解決しようとしない#いつまでも「納得」しない)。
  • そもそも今回の編集合戦の発端となったDiagonal氏の編集行為は、一般的にWikipediaにおいては最も信頼できる情報源だとみなされる「査読審査された論文」の真実性を否定するものであるが、そのプロセスは「Wikipedia:信頼できる情報源#査読された科学出版物を参照し、学会のコンセンサスをチェックする」に従っておらず、具体的なソースを示さずに査読を疑問視・否定するばかりである[25][26](※反論の存在を指摘するソースは提示されたが[27]、それが《数学界のコンセンサスが得られない証拠》になるとするソースは提示されていない[28])。「ウィキペディアの内容に関する三大方針の一つ」であり「議論の余地がないものであり、他のガイドラインや利用者同士での合意によって覆されるものでは」ない「Wikipedia:検証可能性#「真実かどうか」ではなく「検証可能かどうか」」に真っ向から挑戦するものであり(基本原理も参照)、ノートページにおける一連の議論のきっかけとなった180.198.115.159氏による指摘以来その姿勢は一切変わっていない。

当該主題に関するあなたの主張が正しいかどうかは抜きにしても、以上の方針・ガイドラインに対する違反または無理解を重く見て、このような編集・議論態度を改めるよう警告します。なおも継続する場合には強制的なクールダウン・方針熟読期間を設定するべく、しかるべき措置をとることを予告いたします。--LABE会話2022年8月23日 (火) 03:23 (UTC)返信

まず、今迄の私の行為が乱暴極まるものであった点について、謝罪いたします。
その上で、
「今回の編集合戦の発端となったDiagonal氏の編集行為は、
 一般的にWikipediaにおいては最も信頼できる情報源だとみなされる
 「査読審査された論文」の真実性を否定するもの」
とおっしゃいますが、そもそも「査読審査された論文」の真実性を損ねたのは私ではなく、
京都大学数理解析研究所であります。
このことは宇宙際タイヒミュラー理論の英語版の記述につけられたリンクからも明らかであります[1][2][3]
  1. ^ Bordg, Anthony (March 2021). “A Replication Crisis in Mathematics?”. The Mathematical Intelligencer. doi:10.1007/s00283-020-10037-7. 
  2. ^ Brent, Richard (July 2021). “Some instructive mathematical errors”. Maple Transactions 1 (1): Article 14069. arXiv:2106.07269. doi:10.5206/mt.v1i1.14069. 
  3. ^ Rittberg, Colin Jakob (February 2021). “Intellectual humility in mathematics”. Synthese. doi:10.1007/s11229-021-03037-3. 
このような現実を知ることなく、ただナイーブに
「査読でアクセプトされたのだから、コンセンサスは得られている筈」
とWikipediaの信頼性の証拠の「前提」を繰り返しても、まったく不適切な態度であると、指摘いたします。
「当該主題に関するあなたの主張が正しいかどうかは抜きにしても」ではなく
「当該主題に関して”学界のコンセンサスが得られていない状況で、査読がアクセプトされたこと”は、
 Wikipediaの”信頼できる根拠”の前提を覆す異常事態である」ことが第一に語られるべきことだと御認識ください。--Diagonal会話) 2022年8月23日 (火) 04:12 (UTC) 注釈移設 --Diagonal会話2022年9月10日 (土) 22:22 (UTC)返信

Diagonalさん。一旦「回心」されたと仰っていましたが、また元に戻りつつあるように感じます。とりあえず、当面の目標である、以下に専念しませんか。

ABC予想#証明の試みに、望月による証明の試みの説明を、中立的な観点を踏まえて読者にわかりやすく書き上げる。

また、Diagonalさんが極めて熱心に当件に取り組まれているのは理解致しますが、いかんせん投下される意見が多すぎます。それが原因で、逆に目標達成のための議論が停滞してしまい、LABEさんから「現在の議論は記事の質の改善に寄与しているのでしょうか。」と言われる状態に陥っていると思慮します。そこで、当件に投入するDiagonalさんがお持ちのリソース(知力・体力・時間)を少しセーブいただくことを提案します。具体的には、当件について考える時間を1-2時間/日程度に抑える、意見の投下は内容を整理の上で5000バイト/日に抑える、などです。当件の推進にはDiagonalさんの知見が必要と考えておりますが、このままでは余り良くない方向に進むことを懸念しております。僭越な物言いであることは十分承知しておりますが、なにとぞご検討下さいますようお願い致します。--Snap55会話2022年8月30日 (火) 13:56 (UTC)返信

いえ、回心はしておりますよ。私の意見は書いてませんから。その意味で中立です。
むしろ、BSscdd氏のほうが明らかに中立性を損なってますね。あなたは気づかないようですが。
ページの記述に関しては実は一段落したので、明日以降はやりません。ご安心ください。
こういうのは、気が向いたときに集中してやらないといいものはできないんですよ。
ウィキは実に粗雑なページが多すぎます。みなさんよく気にならないですね。
知見が重要だというなら、あなた方も自らの知見を増やすことをお勧めします。
ウィキペディアの議論のテクニックだけに習熟しても、いいページは書けませんよ。--Diagonal会話2022年8月30日 (火) 14:08 (UTC)返信

  ノート:ABC予想において「編集の競合を防ぐために『気を付ける』方法」についてご質問をいただきましたが、いちいちセクションを設けるのも何なので、こちらで説明いたしましょう。Help:編集の競合#理論上起こりうる編集の競合。以上です。--LABE会話2022年9月1日 (木) 14:29 (UTC)返信

みました。ただ、万全の方法ではないようです。ウィキペディアでは誰かが編集ページを開いてるときに、他の人が編集できないようにロックする機能はないようですね。それでは競合は防げないでしょう。--Diagonal会話2022年9月1日 (木) 20:59 (UTC)返信
(遅ればせながら)いいえ、防げます。他者の編集を「ロック」する機能はないですが、代わりに「編集の競合」ページという機能があります。今回は私のやり方が悪かったため、本来は表示される「編集の競合」ページが表示されなかっただけです。今後(もしあれば)参考になさってください。--LABE会話2022年9月8日 (木) 12:53 (UTC)返信
ありがとうございます。Help:編集の競合ですね。--Diagonal会話2022年9月8日 (木) 21:36 (UTC)返信

再指摘

サブセクションに分離--LABE会話2022年9月13日 (火) 15:47 (UTC)返信

  ノート:ABC予想でのDiagonalさんのコメントに対する返信ですが、記事の内容についてのノートページに書くにはあまりに長文となったため、こちらに失礼します。私の発言[29]にあった《望月氏の論文は不正であり、》について《まず、論文の誤りは「不正」でもなんでもありません。/もし「不正」があるとすれば、それは論文の査読にあります。[30]》とのことですが、言葉が足らず失礼しました。「望月氏の論文の査読は不正であり、」と書けばよかったでしょうか。まぁ、(私から言わせれば)そんな細かい点しか取り上げていただけなかったのは誠に残念ですが。で、結局Diagonalさんは「あなたの個人的な観点を推進するためにWikipediaを利用しようとしている」のですか。《上記の状況でなお望月の論文に対して肯定的な態度をとるのは/数学とは全く無関係の動機によるものとしか思えません。[31]》とBSscddさんを批判なさっていますが、それは逆の立場から見れば「Diagonalさんが望月氏の論文に対して否定的な態度をとるのは数学とは全く無関係の動機によるものとしか思えません」というのも同じく成り立ちます。こんな意見は「どっちもどっち」です。Wikipediaの議論では、「どっちもどっち」と言われないためにどうすればよいかわかりますか。……こんな自明のやり取りに1往復を費やしたくないので答えを書きますが、それはWikipedia:独自研究は載せない#専門家の役割に書いてあることが参考になります(Diagonalさんが専門家だと言っているのではありません、念のため)。

ウィキペディアでは、専門家は、その話題に関する個人的・直接的な知識だけではなく、その話題に関して既に発表された情報源に関する知識をも持ちあわせているゆえに、専門家であると考えています。出典がなく、検証不可能であるならば、専門家を自称する編集者が、直接的・個人的知識をもとに寄稿することは禁止されています。

つまり、ご自身の見識ではなく、あくまでも検証可能な情報源に基づいて望月氏の論文の査読について評価してください、ということです。そしてその評価についても、情報源に書かれたまま、解釈を加えずに記述してください。Wikipedia:中立的な観点#中立的な観点とはの以下の一節も参考になります(太字も原文ママ)。

ウィキペディアのコミュニティにおいて理解される「中立」を成し遂げようとする姿勢とは、さまざまな信頼できる情報源を注意深く、批判的に分析し、それらに含まれる情報を公平に、各観点の比重に応じて、可能な限り編集上の偏向なく読者に伝えることを意味します。ウィキペディアが目指すところは、論争を記述することであり、論争に加わることではありません。
執筆者は当然のことながら独自の視点を持っているものですが、完全な情報を提供するよう誠実に努力するべきであり、ある特定の観点を他方に優先して推進するようなことはしてはいけません。したがって、中立的な観点とは、ある種の観点を除外することを意味するのではなく、十分妥当な重みを持つすべての検証可能な観点を含んでいるものです。

しかしながら、Diagonalさんは《望月は確かに反論を提出したが論文については修正されないまま受理され掲載された。/何の問題もないというにはあまりにも不自然でしょう。[32]》という発言に見られるように、個人の見識に基づいて特定の観点を推進する意図が透けて見えているのです。「望月氏の論文の査読には問題があるから、ABC予想の記事からは切り離さなければならない」というわけです。《そして、反対者がもし極少数で、大多数が賛同者なら、極少数の反対者の批判に対して、大多数の反論があるのが当然であり、/実際はそうなっていない時点で、賛同者のほうが極少数であることは明らか。[33]》とのことですが、「明らか」であるならその根拠(例えば、著名な数学者の誰かが「賛同者のほうが極少数であることは明らかだ」と言っているような情報源)を示せるでしょう。それが示されないからあなたの意見は否定されるのです。匿名かつ無名のWikipedia編集者にすぎないあなたの見識なんてものは誰も信じませんので。

その上で《LABE氏は、BSscdd氏の態度に賛同するんですか?YesかNoでお答えください。[34]》とのことですが、これはお断りいたします。ただ、《「望月の論文も査読も正しく、ただ外国に極少数の”ワカランチン”がいるだけだ」と思えるような記載をしたがってる[35]》について、BSscddさんがSnap55さんの発言《BSscddさんは「査読論文が絶対の真理」などとは仰っていないとお見受け致します。[36]》を引用して反論したのに対し、Diagonalさんは《BSscdd氏の発言は一切信用できません。/まず、自分の発言の真意を説明するのに、他人の「・・・とは仰っていないとお見受けいたします」を引用する行為が、如何わしい。/はっきりいえば、他人を誑かせばなんでもOKといってるわけで、ペテン師の言い分。[37]》とおっしゃいましたが、私もSnap55さんの同発言に賛同します。つまり、BSscddさんが個人的な観点を推進する意図をもっているとは私も考えておりません。もちろん、私はペテン師に誑かされてはいません。一方であなたの発言は、それこそ当初から、Wikipedia:論争の解決の「反論は上位3つの方法で」にある「非推奨」の「レベル1『個人攻撃』」に該当するものでした。「レベル0『罵倒』」に該当するものすらあったでしょう。もっとも、私は最初はあなたのことを「妨害者」だと考えていましたが。しかし、あなたはそのことを何度指摘されても、言動を改めません。何度か謝罪がありましたが、直近のコメントをいくつか見ているだけでもその謝罪は反省・改善の伴ったものとは到底考えられません。《その件についてはいくらでも地面に額をこすりつけるつもりです[38]》とおっしゃいましたが、私が(そしてWikipediaコミュニティが)求めているのは謝罪ではなく反省と改善です。[39][40][41][42]のようなものが改善の結果である、あるいは《他人に対して強制するファシストには屈し[43]》ないためならばWikipediaの方針やガイドラインに反する行為も許されるとお考えならば、あなたにWikipediaは早すぎたというほかありません。誤解でもなく、あなたは今でも「妨害者」そのものでしょう。そのような方との議論・同意形成は不可能です。

あちらのノートにおいて、今回の議論の「終了」を提案いたしました。以後のDiagonalさんの態度を見て、「いつまでも『納得』しない」ことにより「コミュニティを消耗させる利用者」であるかを問う「利用者の行為についてのコメント依頼」を提出します。本コメントは警告というより予告であり、口先ばかりの「謝罪」や、「改心」だか「回心[44]」だか「印度象[45]操作」だかをすれば回避されるわけではないことをくれぐれもご留意ください。私はすでに、いくつかのコメントを準備しており、本セクションにおける以前の「指摘」や今回のこのコメントも活用されます。--LABE会話2022年9月12日 (月) 13:18 (UTC)返信

LABEさん、頭に血が上ってますね。
LABEさんが、学界のことにどれだけ通じているか、存じませんが
学問の世界において「同業者から理解されてないことが査読を通過する」というのは明らかに異様なことです。
つまり「Diagonalさんが望月氏の論文に対して否定的な態度をとるのは数学とは全く無関係の動機によるものとしか思えません」
というあなたの認識は間違っている、ということです。
これは些細な誤解ではなく、重大な誤解です。
なぜなら、査読論文を信頼性あるものと考えるウィキペディアの考え方の根底には
「査読論文は同業者が査読の上理解した上て受理したものであり、同業者の理解が得られることが期待されている」
という考え方があるからです。(こんなことはわざわざ情報源を示すようなことではありません。)
私の行動に多々行き過ぎがありましたことは十分反省し謝罪いたしますが、
背景には学界の常識を否定する行為に対する不満があることは御理解ください。
私としてはLABE氏とSnap55氏の「望月氏の証明の試みについては、ABC予想のページに記載したほうがいいんじゃない」
という提案は受け入れました。いつまでも納得しない、というのは誤解ですから改めてください。
その上で、妥当な編集を行う権利については誰にも制限できません。もちろんLABE氏にも。
LABE氏が警告を行うというなら、私もあなたに対して警告をいたします。
あなたのなさろうとすることはただの感情的な憎悪でしかなく、何の正義もないのですから。
そもそも、妨害行為を行っているのはいまやBSscdd氏です。あなたにはそのことがわかりませんか?
私にはWikipediaは早すぎた、といいますが、私もいいましょう。
LABEさん、あなたは人を見る目がなさすぎる。--Diagonal会話) 2022年9月12日 (月) 21:50 (UTC)一部訂正--Diagonal会話2022年9月12日 (月) 21:51 (UTC)返信

いつまでも納得しない、というのは誤解ですから改めてください。》と言われましても、私の上記「予告」を見て初めて受け入れたのでしょう。しかし相変わらずご自身の見識のみに基づく主張を継続なさっていますね。本当は納得できていないのでしょう。私としては、納得しないまま口先だけ議論の終了に同意されても、問題が解決したとは判断できません。もし納得したのなら未練がましく反論するのではなく、態度で示してください。「反省」「謝罪」を謳っておきながら、同じ文中でその調子では、誰もあなたを信じないでしょうし、遠からずあなたの議論姿勢は複数の利用者から問題視されるでしょう。現に他のノートページでも問題の片鱗を見せています。今後も引き続き注視することとします。そして「警告」って何ですか。その警告とやらに従わなければどうなるのですか。私に人を見る目がないとのことですが、そうかもしれません。しかし、これまで私は複数の利用者と激しく対立してきましたが、なぜか、いつも私ではなく相手ばかりが無期限ブロックとなっています。--LABE会話2022年9月13日 (火) 11:49 (UTC)返信

なぜABC予想の「望月新一の試み」の記述を最小限としたほうがいいのか?

この更新で「改心したため」を理由に発言を除去されていますが、できれば取消線による取り消しが望ましいと思います。ちなみに、前半の最小限としたほうがいい理由の部分は削除不要だったのではないでしょうか(後半はともかく)。前半部分もお考えを変えられたのかもしれませんが。--Snap55会話2022年8月23日 (火) 13:57 (UTC)返信

考えが変わったので除去します。「正しいウィキペディアン」になるために必要だったことなのでご了承願います。--Diagonal会話2022年8月23日 (火) 22:33 (UTC)返信

一括投稿のお願い

こんにちは。Diagonalさんが同じ記事に対して節ごとに分けて連続して投稿されているようでしたので、一括投稿のお願いに参りました。Wikipedia:同じ記事への連続投稿を減らすにあるとおり、同じ記事への連続投稿は履歴の見通しが悪くなるなど、さまざまな面で支障をきたすおそれがあります。節ごとに細かく投稿をするのではなく、上位の節または項目全体の編集を行い、一括して投稿していただきますようにお願いいたします。なお全体の編集機能はモバイルにはありませんので、間違った案内となっていましたらご容赦ください。

 
投稿時、中央のボタンを押すとプレビューできます。

細かいところでミスを起こすのではないかと心配な場合はプレビューが利用できます。「投稿する」ボタンの右隣にある「プレビューを表示」ボタンを活用されることをお勧めします(画面右側の図を参照)。投稿される前に「プレビューを表示」のボタンを押すと、成形結果を先に見ることができます。詳しくはHelp:プレビューを表示をお読みください。これを使うことで、

などをあらかじめチェックし、修正した上で記事を投稿することができますので、是非ともご活用ください。

また、編集競合を避けたい場合は、Template:現在編集中をお使いください。ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

--33メルメル会話2022年8月24日 (水) 03:02 (UTC)返信

ありがとうございます。努力はしてみます。--Diagonal会話2022年8月24日 (水) 05:37 (UTC)返信

年表

年表
年月日 項目 事項
2012年8月30日 主論文公表 京都大学数理解析研究所教授の望月新一が、宇宙際タイヒミュラー理論によりABC予想を証明したとする論文を京都大学数理解析研究所の編集する専門誌『Publications of the Research Institute for Mathematical Sciences』 (以下『PRIMS』)に投稿した。また、初稿が同誌のプレプリントで公開された[1][2]
2012年10月 指摘事項 ヴェッセリン・ディミトロフ[3]アクシェイ・ヴェンカテシュによる数値的有効性に関する指摘[4]があった。この指摘を受けて論文を「弱いABC予想」の証明に修正した。
(なお「強いABC予想」の証明については、2020年11月の記載を参照)
2015年 サーベイ イヴァン・フェセンコによる理論のサーベイ論文[5]が発表。
2017年9月 サーベイ 京都大学数理解析研究所の山下剛による理論のサーベイ論文[6]が発表。
2017年12月 報道 朝日新聞が「望月新一のABC予想解決論文が雑誌に掲載見込み」と報道[7]
2018年5月 指摘事項 ペーター・ショルツェジェイコブ・スティックスは、2018年3月の京都での望月および星との議論を受けて、3.12の証明の反例となるレポート[8]を提示し、「小さな修正が証明戦略を救うことができない、そして望月のプレプリントはABC予想の証明を主張することはできない」と主張した。
望月は、反例においてIUT理論にいくつかの誤った簡略化がおこなわれていると反論し、2018年9月に、質疑のレポート[9]を公開した。
2020年4月3日 主論文受理 PRIMSの共同編集委員長である京都大学数理解析研究所(RIMS)の柏原正樹玉川安騎男より、2020年2月に望月の証明が『PRIMS』の査読を通過したことが発表された。
「ABC予想を証明した望月氏の論文が正しいものであると判断した」[10]
また、内容に懐疑的な海外の数学者もいるが「望月教授自身が反論もしており、(ショルツェ教授からの)再反論もない」[11]ことの認識を表明し、「反論は出尽くしており、今後も平行線のままではないか」[12]との見方を示した。
2021年3月4日 主論文掲載 望月の論文が『PRIMS』の特別号電子版に4日付で掲載された[13][14]。PRIMS誌の審査のまとめ役である玉川安騎男は「今回掲載されたものが未来に残る最終確定のものだ」とコメントした[15]。また、望月は理論のどの側面が誤解されていると考えるか示したレポート[16]を公開した。
2021年7月31日 レビュー ヨーロッパ数学会が運営するzbMATHペーター・ショルツェの書評が掲載され、「このシリーズの最初の3つのパートにおいて、読者は残念ながら実質的な数学的内容をほんの少ししか見出さないだろう。第2部と第3部では、肝心の系3.12に、数行以上の証明を見出さないだろう」という否定的なコメントが付された[17]
2021年11月 改良論文受理 数値的有効性の問題を回避した「強いABC予想」の証明についても、東京工業大学が発行する数学誌「Kodai Mathematical Journal」が、ヴォイチェフ・ポロウスキ、南出新、星裕一郎、イヴァン・フェセンコ、望月新一らによる宇宙際タイヒミュラー理論の追加論文[18]を受理したことが報道[19]された。この結果により、IUT理論によるフェルマーの最終定理の新たな方法による証明を得た。
2022年4月 レビュー アメリカ数学会が運営するMath Reviews誌にエクセター大学教授のモハメド・サイディ_(数学者)英語版[20]の書評が掲載され、宇宙際タイヒミュラー理論のCor3.12に関連するTheorem 3.11を肯定するレビューが公表[21]された。
2022年7月 改良論文掲載 東京工業大学が編集する数学論文誌Kodai Mathematical Journalが、従来のIUT理論の不等式を楕円曲線の 6 等分点を用いて数値的に明示的な形(非明示的な「定数」が現れない)に帰結させた、ヴォイチェフ・ポロウスキ、南出新、星裕一郎、イヴァン・フェセンコ、望月新一らの査読論文を掲載[22]した。

--Diagonal会話2022年8月29日 (月) 11:08 (UTC)返信

  1. ^ 京都大学数理解析研究所 - プレプリント -”. www.kurims.kyoto-u.ac.jp. 2021年4月17日閲覧。
  2. ^ Mochizuki, Shinichi (2012a), Inter-universal Teichmuller Theory I: Construction of Hodge Theaters, http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/Inter-universal%20Teichmuller%20Theory%20I.pdf 
    Mochizuki, Shinichi (2012b), Inter-universal Teichmuller Theory II: Hodge-Arakelov-theoretic Evaluation, http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/Inter-universal%20Teichmuller%20Theory%20II.pdf 
    Mochizuki, Shinichi (2012c), Inter-universal Teichmuller Theory III: Canonical Splittings of the Log-theta-lattice, http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/Inter-universal%20Teichmuller%20Theory%20III.pdf 
    Mochizuki, Shinichi (2012d), Inter-universal Teichmuller Theory IV: Log-volume Computations and Set-theoretic Foundations, オリジナルの2016-12-28時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20161228071338/http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/Inter-universal%20Teichmuller%20Theory%20IV.pdf 2012年9月9日閲覧。 
  3. ^ Vesselin Dimitrov”. math.toronto.edu. トロント大学数学科. 2021年6月3日閲覧。
  4. ^ この議論の発端は、MathOverflowの記事 Philosophy behind Mochizuki’s work on the ABC conjecture である
  5. ^ Ivan Fesenko. (2015) "Arithmetic deformation theory via arithmetic fundamental groups and nonarchimedean theta functions, notes on the work of Shinichi Mochizuki."
  6. ^ Go Yamashita, A Proof of abc Conjecture After Mochizuki
  7. ^ 数学の超難問・ABC予想を「証明」 望月京大教授”. 朝日新聞デジタル. 2022年8月27日閲覧。
  8. ^ why abc is still a conjecture”. 2021年11月13日閲覧。
  9. ^ REPORT ON DISCUSSIONS, HELD DURING THE PERIOD MARCH 15 – 20, 2018, CONCERNING”. 2021年11月13日閲覧。
  10. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2020年4月3日). “数学の難問「ABC予想」証明 望月京大教授の論文、学術誌に掲載”. 産経ニュース. 2021年11月13日閲覧。
  11. ^ 望月教授「ABC予想」証明 斬新理論で数学界に「革命」 京大数理研「完全な論文」”. 毎日新聞. 2021年11月13日閲覧。
  12. ^ 難問「ABC予想」論文が掲載 京都大の望月教授が証明(共同通信)”. Yahoo!ニュース. 2021年11月13日閲覧。
  13. ^ EMS Press | Publications of the Research Institute for Mathematical Sciences Vol. 57, No. 1/2” (英語). ems.press. 2021年11月13日閲覧。
  14. ^ "難問「ABC予想」論文が掲載". 共同通信. 5 March 2021. 2021年4月4日閲覧
  15. ^ 「数学史に刻まれる」偉業、難問「ABC予想」証明成功の論文掲載…京大教授 : 科学・IT : ニュース”. 読売新聞オンライン (2021年3月7日). 2021年11月13日閲覧。
  16. ^ ON THE ESSENTIAL LOGICAL STRUCTURE OF INTER-UNIVERSAL TEICHM ̈ULLER THEORY IN TERMS OF LOGICAL AND “∧”/LOGICAL OR “∨””. 2021年11月13日閲覧。
  17. ^ https://zbmath.org/pdf/07317908.pdf
  18. ^ 京都大学数理解析研究所 - プレプリント -”. www.kurims.kyoto-u.ac.jp. 2021年11月13日閲覧。
  19. ^ フェルマーの最終定理「おまけで証明」 IUT理論、京大・望月教授:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年11月27日閲覧。
  20. ^ Prof Mohamed Saidi”. emps.exeter.ac.uk. University of Exeter. 2022年5月8日閲覧。
  21. ^ Mochizuki, Shinichi Inter-universal Teichmüller theory IV: Log-volume computations and set-theoretic foundations. Publ. Res. Inst. Math. Sci. 57 (2021), no. [1-2, 627–723.]”. 2022年4月29日閲覧。
  22. ^ Mochizuki, Shinichi; Fesenko, Ivan; Hoshi, Yuichiro; Minamide, Arata; Porowski, Wojciech (2022-06). “Explicit estimates in inter-universal Teichmüller theory”. Kodai Mathematical Journal 45 (2): 175–236. doi:10.2996/kmj45201. ISSN 0386-5991. https://projecteuclid.org/journals/kodai-mathematical-journal/volume-45/issue-2/Explicit-estimates-in-inter-universal-Teichm%c3%bcller-theory/10.2996/kmj45201.full.