エマニュエル・パユ

スイス出身のフルート奏者

エマニュエル・パユ(Emmanuel Pahud, 1970年1月27日 - )は、フランス語圏スイス出身のフルート奏者。ソリストベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席フルート奏者。

エマニュエル・パユ
生誕 (1970-01-27) 1970年1月27日(54歳)
出身地 スイスの旗 スイスジュネーヴ
学歴 パリ音楽院卒業
ジャンル クラシック音楽
職業 フルート奏者
担当楽器 フルート
エマニュエル・パユ

経歴 編集

ジュネーヴ生まれ。5歳でリコーダーを、6歳でフルートを始め、フィピップ・ビネとフランソワ・ビネに学んだ。バーゼルペーター=ルーカス・グラーフに、パリ音楽院でフルートをアラン・マリオン、ミシェル・デボストに、室内楽をピエール=イヴ・アルトークリスチャン・ラルデに学び、1990年に首席で卒業した。その後もバーゼルでオーレル・ニコレに師事した。

受賞歴 編集

活動 編集

1989年から1992年までバーゼル放送交響楽団首席奏者を務めた。1991年10月にミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の入団試験を受けて合格し、1992年12月から首席奏者として演奏する契約であったが、1992年10月にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の入団試験を受けて合格したため、ミュンヘン・フィルでは一度も演奏していない。ベルリン・フィルでは1993年9月から首席奏者として演奏を開始した。2000年、抱える仕事の多さからオーケストラに休暇願を出そうとしたが認められなかったため、6月に一時退団したが、2002年4月に復帰した[1]

録音 編集

1996年よりEMIと契約して録音活動を開始した。ヴィヴァルディの協奏曲集、テレマンの協奏曲や、モーツァルトの協奏曲と四重奏曲プーランクミヨージョリヴェメシアンデュティユーサンカンらのフランス近代の作品、プロコフィエフソナタハチャトゥリアン協奏曲イベール協奏曲などを発表してきた。

脚注 編集

  1. ^ Emmanuel Pahud”. www.berliner-philharmoniker.de. 2019年4月26日閲覧。