ガレギン2世アルメニア語:Գարեգին Բ)はアルメニア使徒教会総主教カトリコスである。

ガレギン2世
全アルメニアの総主教・エチミアジンのカトリコス
ガレギン2世。リヤサを着用している。
教会 アルメニア使徒教会
主教区 エチミアジン
着座 1999
前任 ガレギン1世
個人情報
本名 Ktrij Nersessian
出生 (1951-08-21) 1951年8月21日
アルメニア・ヴォスケハト
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彼は1951年8月21日に生まれた。1965年エチミアジンのゲオルギー神学校へ入学、1971年に卒業。1970年輔祭叙聖された。 その後修道士となり、1972年修道司祭に叙聖された。 1970年代後半、ガレギン一世が国外留学を奨励したこともありウィーンボン、ザゴルスク(現セルギエフ・ポサード)などへの留学は教理研究の継続につながった。

1979年にはザゴルスク(現セルギエフ・ポサード)にあるロシア正教会モスクワ神学大学(所在:至聖三者聖セルギイ大修道院)を卒業している。

1983年10月23日、エチミアジンで叙聖され、主教となった。

1988年アルメニア地震の被害者支援に積極的な役割を果たし、教会や学校の建築に関与した。1992年に、大主教に任命される。1999年、全アルメニアのカトリコス・エチミアジンの総主教に選出された。

また現代の技術や通信を使用して、旧ソ連時代との決別、そして新たなるアルメニア使徒教会のあり方を模索している。ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世と親密であり、 2001年に同教皇がアルメニアを訪れた際にはエチミアジンに宿泊した。

2006年にはイスタンブールを訪問。ヴァルソロメオス1世と会見した。

2008年にはインドを訪問。インド正教会との関係を強化している。

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