ゴロゴロ岳(ゴロゴロだけ)は、兵庫県芦屋市西宮市との境にあるである。

ゴロゴロ岳
ゴロゴロ岳を東北東から望む
標高 565.3 m
所在地 日本の旗 日本
兵庫県芦屋市西宮市
位置 北緯34度46分00.9秒 東経135度17分55.3秒 / 北緯34.766917度 東経135.298694度 / 34.766917; 135.298694座標: 北緯34度46分00.9秒 東経135度17分55.3秒 / 北緯34.766917度 東経135.298694度 / 34.766917; 135.298694
山系 六甲山地
ゴロゴロ岳の位置(兵庫県内)
ゴロゴロ岳
ゴロゴロ岳 (兵庫県)
プロジェクト 山
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概要 編集

平仮名で、ごろごろ岳と表記する場合もある。日本国内で唯一、標高から名前がついた山。計測当時は565.6mであったが、現在は565.3mとなっている[1]。西から南斜面にかけては芦屋川の支流の源流部である。

ゴロゴロ岳は六甲・淡路島断層帯の中に位置し、北側にある五助橋断層と、南側にある芦屋断層に挟まれた六甲山主稜線南側の段丘面ある。また、周辺の表層地質は花崗岩である[2]

名前の由来について 編集

名前の由来は、山に石や岩がごろごろしているからという説や、雷が多く雷の擬音「ゴロゴロ」から名付けられたという説などがある。また、阪神・淡路大震災前の標高が565.6mであったことから、語呂合わせ「5656(ごろごろ)」が名前の由来であるという説もある。

1956年、瀬戸内海国立公園六甲山地区が設定されると、兵庫県観光連盟によって「雷岳」から「ゴロゴロ岳」に改称した。

竹中靖一は1933年に自著の中で「雷岳(ゴロゴロだけ/かみなり だけ)」について「剣谷の僞称」として、かつては「立会峠の頭」と呼んでいたと著した。

登山 編集

  • 剣谷登山口(西宮市剣谷町10) - ガベノ城 - ゴロゴロ岳山頂(約1時間20分)
  • 苦楽園登山口(西宮市苦楽園三番町22) - 苦楽園尾根 - ゴロゴロ岳山頂(約1時間)
  • 六麓荘登山口(芦屋市六麓荘町25) - 苦楽園尾根 - ゴロゴロ岳山頂(約1時間)
  • 水車谷バス停 - 約250m - 水車谷登山口(芦屋市奥山 奥山精道線カーブNo.12) - 柿谷コース - ゴロゴロ岳山頂(約2時間)
  • 前山公園(芦屋市剣谷) - 柿谷コース - ゴロゴロ岳山頂(約2時間)
  • 奥池バス停・ゴロゴロ橋バス停 - 市道 約1.5km〜0.5km - 芦屋市奥池南町46 - ゴロゴロ岳山頂(市道の終端より山頂まですぐ)
  • 観音山より約40分
コースタイムは山と渓谷社 山の便利帳2020年版より

脚注 編集

  1. ^ 謎めく巨岩が鎮座 ごろごろ岳 芦屋市神戸新聞 2008年3月19日)
  2. ^ 国土地理院地図(5万分の1地質図 大阪西北部、活断層図 都市圏断層図)

外部リンク 編集