セントアンナの奇跡』(原題: Miracle at St. Anna)は、2008年アメリカ映画。ジェームズ・マクブライドによる同名の小説を映画化した戦争ドラマである。

セントアンナの奇跡
Miracle at St. Anna
監督 スパイク・リー
脚本 ジェームズ・マクブライド
原作 ジェームズ・マクブライド
製作 スパイク・リー
ロベルト・チクット
ルイジ・ムジーニ
製作総指揮 マルコ・ヴァレリオ・プジーニ
ジョン・キリク
出演者 デレク・ルーク
マイケル・イーリー
ラズ・アロンソ
オマー・ベンソン・ミラー
音楽 テレンス・ブランチャード
撮影 マシュー・リバティーク
編集 バリー・アレクサンダー・ブラウン
製作会社 40エーカー・アンド・ア・ミュール・フィルムワークス
配給 アメリカ合衆国の旗 タッチストーン・ピクチャーズ
日本の旗 ショウゲート
公開 アメリカ合衆国の旗 2008年9月26日
日本の旗 2009年7月25日
上映時間 アメリカ合衆国の旗 160分
日本の旗 163分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
イタリアの旗 イタリア
言語 英語
ドイツ語
イタリア語
製作費 $45,000,000[1]
興行収入 $9,323,833[1]
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あらすじ 編集

1983年クリスマス前、ニューヨークで起きた殺人事件。新聞記者のティム・ボイル(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は刑事たちと、犯人ヘクター・ネグロン(ラズ・アロンソ)の自宅で石像の頭部を見つける。それは、イタリアフィレンツェアルノ川に架かるサンタ・トリニータ橋イタリア語版にあったプリマヴェーラ像で、第二次世界大戦時にドイツ国防軍に橋を破壊された際に失われたものだった。

1944年秋、イタリア・トスカーナ州セルキオ川イタリア語版流域。アメリカ陸軍の黒人部隊(通称バッファロー・ソルジャー)の第92歩兵師団はドイツ軍と対峙していた。バッファロー・ソルジャーの伍長だったヘクター・ネグロンは、オーブリー・スタンプス二等軍曹(デレク・ルーク)、ビショップ・カミングス三等軍曹(マイケル・イーリー)、サム・トレイン上等兵(オマー・ベンソン・ミラー)と、戦線のドイツ軍側に取り残されてしまう。4人は途中で出会ったアンジェロ・トランチェッリ少年(マッテオ・スキアボルディ)とともに、ヴィッラ・バジーリカ分離集落へと辿り着く。

キャスト 編集

※括弧内は日本語吹替

スタッフ 編集

  • 監督:スパイク・リー
  • 原作・脚色:ジェームズ・マクブライド
  • 音楽:テレンス・ブランチャード
  • 撮影:マシュー・リバティーク
  • 編集:バリー・アレクサンダー・ブラウン
  • 衣装:カルロ・ポッジョリ
  • 美術:トニーノ・ゼッラ
  • 字幕:関美冬

評価 編集

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは121件のレビューで支持率は33%、平均点は5.20/10となった[2]Metacriticでは31件のレビューを基に加重平均値が37/100となった[3]

出典 編集

  1. ^ a b Miracle at St. Anna” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年3月6日閲覧。
  2. ^ "Miracle at St. Anna". Rotten Tomatoes (英語). Fandango Media. 2022年10月13日閲覧
  3. ^ "Miracle at St. Anna" (英語). Metacritic. Red Ventures. 2022年10月13日閲覧。

外部リンク 編集