ハーパーズ バザー

アメリカの女性向けファッション雑誌

ハーパーズ バザーHarper's BAZAAR)は、1867年にニューヨークで創刊した世界最古の女性向けファッション雑誌である。以来、一世紀を超えて32カ国で発行される世界有数のファッション誌として知られる。媒体の事業はアメリカのハースト・コーポレーションが保有している。

ハーパーズ バザー

日本版は2000年9月、エイチビー・ジャパン株式会社から創刊。販売は朝日新聞が担当していた。発行人・桐畑忠彦、編集人・田上美幸。事業譲渡後、2010年12月号をもって一次休刊。

2013年9月、ハースト婦人画報社から2代目が再創刊され、現在に至る。創刊発行人はイブ・ブゴン。編集人は森明子。毎月20日発売・年10回刊(5月・11月は合併号発売)。

日本版 編集

現在発売されている日本版は2013年に創刊された2代目で、ハースト婦人画報社が発行。2013年9月20日に創刊号が発売。表紙は、サラ・ジェシカ・パーカー。2014年内は奇数月、2015年以降は6・12月以外の年10回、毎月20日発売予定。

『Fabulous(素晴らしい!)』というキーワードを象徴的に使用しており、『Fabulous at Every Age』という名物企画では、年代を超越してファビュラスに輝く女性を各世代ごとに紹介している。

2017年には『ハーパーズ バザー』のグローバル・ファッション・ディレクターであるカリーヌ・ロワトフェルドが来日し、シークレットパーティ「BAZAAR ICONS BY CARINE ROITFELD」を日本で初開催。ララ・ストーンMIYAVI森星など国内外から多くのセレブリティが駆けつけた。

第2回は2018年10月25日、東京・恵比寿にあるガストロノミー ジョエル・ロブションにて開催予定。[1]

特別版 編集

表紙および一部内容が通常号とは異なる特別版が、数量限定でたびたび発売されている。

Harper's BAZAAR Women on the Frontier 編集

様々な分野の最前線で活躍する日本の女性を讃える「Women on the Frontier」賞が2022年に設けられた[2]。各年の受賞者は下記の通り。

歴史 編集

1867年アメリカ合衆国ニューヨークHarper & Brothers 社が「Harper's BAZAR」として創刊。1929年に現在の「Harper's BAZAAR」につづりを変更する。

長い歴史の中で数々のレジェンドを生み出したことでも知られ、エルテジャン・コクトーダイアナ・ヴリーランドアンディ・ウォーホルリチャード・アヴェドンローレン・バコールなどの優れた才能を輩出した。

各国版 編集

ハーパーズ バザーは現在、次の33の国と地域で出版されている。

脚注 編集

  1. ^ Harper’s BAZAAR主催のICONSパーティは、2018年10月25日(木)@恵比寿にて開催!|ハーパーズ バザー」『Harper's BAZAAR|ハーパーズ バザー』、2018年9月25日。2018年10月5日閲覧。
  2. ^ PR TIMES「Awichがカバーに登場『ハーパーズ バザー』1・2月合併号は11月20日発売」”. 株式会社ハースト婦人画報社 (2023年11月16日). 2023年11月21日閲覧。
  3. ^ フロンティアが描く時のかたち~カルティエとともに”. HARPER'S BAZAAR (2022年11月18日). 2023年11月21日閲覧。
  4. ^ 時代を作るフロンティアたちの道しるべ~ティファニーの名作をまとって”. HARPER'S BAZAAR (2023年11月20日). 2023年11月21日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集