五十嵐 未帆(いがらし みほ、1997年1月17日 - )は、日本の女子レスリング選手。千葉県出身。階級は48kg級と53kg級。身長155cm[1]。妹の五十嵐彩季もレスリング選手[2]

獲得メダル
日本の旗 日本
女子 レスリング・フリースタイル
U-23世界選手権
2017 ブィドゴシュチュ 53kg級
2018 ブカレスト 50kg級
世界ジュニア
2015 サルバドル 48kg級
2016 マコン 48kg級
世界カデット選手権
2014 スニナ 46kg級
2013 ズレニャニン 46kg級

来歴 編集

小学校2年の時に兄の影響で関宿レスリングクラブで始めた。4年と5年の時に全国少年少女大会で優勝するも6年の時には2位にとどまった悔しさから、中学でもレスリングを続けることに決めた[3]。中学時代は1年の時に全日本女子選手権(中学の部)34kg級で優勝すると、2年と3年の時にはJOC杯カデットの部38kg級及び40kg級で優勝した[1]至学館高校時代は1年の時に全国高校女子選手権43kg級とクリッパン女子国際大会カデットの部46kg級で優勝した[1]。2年の時にはJOC杯カデットの部と全日本女子オープン選手権(高校生の部)で優勝するも、世界カデット選手権では3位だった[1]。3年の時にはジュニアクイーンズカップ及びJOC杯のカデットの部とインターハイで優勝すると、世界カデット選手権でも優勝を果たした[1]。2015年には至学館大学へ進学すると、ジュニアクイーンズカップ ジュニアの部と世界ジュニアで優勝した[1]ゴールデングランプリ全日本選手権でも3位に入った[1]。2年の時にはジュニアクイーンズカップ ジュニアの部と世界ジュニアで2連覇を達成した[1]全日本選抜選手権と全日本選手権では3位、ゴールデングランプリでは2位だった[1]。3年の時には全日本選抜選手権で決勝まで進むが、安部学院高校3年の須崎優衣に敗れた。全日本学生選手権では53kg級で優勝すると、初開催となった23歳以下の世界一を決める大会であるU-23世界選手権でも決勝で中国の選手に12-2でテクニカルフォール勝ちして、53kg級の初代世界チャンピオンとなった[1][4][5]。全日本選手権では2位だった[1]。4年の時には全日本学生選手権の53㎏級で2連覇すると、世界大学選手権でも優勝した[1]。U-23世界選手権では50㎏級に出場すると、全試合をテクニカルフォール勝ちして2連覇を達成した。今大会では妹の五十嵐彩季も55㎏級で優勝したことにより、姉妹優勝を果たすことになった[1][6][7]。2019年には明光ネットワークジャパン所属になると[1]、2020年のアジア選手権では優勝を飾った[8]

主な戦績 編集

46kg級での戦績

48kg級での戦績

50kg級での戦績

(出典[1]

脚注 編集

外部リンク 編集