東京」(とうきょう)は、日本のロックバンドくるり1枚目のシングルであり、メジャー・デビュー作品。1998年10月21日ビクターエンタテインメントから発売された[1]

東京
くるりシングル
初出アルバム『さよならストレンジャー
B面 尼崎の魚
ラブソング
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル ロック
レーベル SPEEDSTAR RECORDS
作詞・作曲 岸田繁
プロデュース 佐久間正英
チャート最高順位
くるり シングル 年表
チアノーゼ/ベースボールゲーム
(1997年)
東京
1998年

1999年
ミュージックビデオ
東京 - YouTube
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概要 編集

作詞作曲をした岸田繁が、シュガーフィールズ原朋信からデモ録音時にアンアーバー (Anarborの曲を聴かされ、それに感銘を受け一気に書き上げた曲で、岸田曰く「初めて素直な気持ちが書けた」と気に入っており[要出典]ベスト・アルバムベスト オブ くるり / TOWER OF MUSIC LOVER』にも収録されている[2]

プロデューサーを務めた佐久間正英は、「サウンド的なことで言うと、僕が今までプロデュースした全作品の中で、『東京』は群を抜いてます。今聴き返しても。何であんなにいいものができたんだろう? と思うぐらい、すごい作品だなと思います。あの時のメンバーの演奏が良かったのと、トム・デュラックがレコーディングとミックス・エンジニアをやってるんですが、トムのいい部分が丸々出たという感じですね。」と評している[3]

くるりのインディーズアルバムである『もしもし』に先に収録されているバージョンはシングルより間奏が若干長いが、曲としてはそれがオリジナル・バージョンであり、ライブもそのバージョンでしか演奏されない。シングル・バージョンは、「ちょっとでもラジオで流れやすいように」と事務所の意向から音楽プロデューサー佐久間正英を通しアレンジされたもので、岸田は当初それが不満だったという[要出典]

後に映画『ソラニン』の劇中や[要出典]、映画『モテキ』の劇中歌にも使用された[4]

収録曲 編集

  1. 東京
    • 作詞・作曲:岸田繁、編曲:くるり、シュガーフィールズ&佐久間正英[5]
  2. 尼崎の魚
    • 作詞・作曲:岸田繁、編曲:くるり&佐久間正英[5]
  3. ラブソング

収録アルバム 編集

楽曲 アルバム 発売日 規格品番 備考
東京 さよならストレンジャー 1999年4月21日 VICL-60365 1stアルバム
アルバムバージョン[6]
ベスト オブ くるり / TOWER OF MUSIC LOVER 2006年7月26日 VICL-61985/6 ベストアルバム[2]
東京こんぴ 2012年3月7日 VICL-63845 コンビレーションアルバム[7]
くるりの20回転 2016年9月14日 VICL-64632~4 オールタイムベストアルバム
尼崎の魚 ベスト オブ くるり / TOWER OF MUSIC LOVER 2006年7月26日 VICL-61985/6 ベストアルバム[2]

脚注 編集

外部リンク 編集