犬山神社

愛知県犬山市にある神社

犬山神社(いぬやまじんじゃ)は、愛知県犬山市にある神社である。針綱神社三光稲荷神社と同じく、犬山城の南の登城入り口近くにある。この地には犬山城の西御殿(平岩親吉の屋敷を移築した建物)が存在した場所である。

犬山神社
所在地 愛知県犬山市大字犬山字北古券12
位置 北緯35度23分9.97秒 東経136度56分17.85秒 / 北緯35.3861028度 東経136.9382917度 / 35.3861028; 136.9382917 (犬山神社)座標: 北緯35度23分9.97秒 東経136度56分17.85秒 / 北緯35.3861028度 東経136.9382917度 / 35.3861028; 136.9382917 (犬山神社)
主祭神 成瀬正成 など
創建 1717年享保2年)
地図
犬山神社の位置(愛知県内)
犬山神社
犬山神社
犬山神社 (愛知県)
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社殿

成瀬正成以降の歴代犬山城城主を祀るほか、戊辰戦争から太平洋戦争までの戦没者を祀る。

祭神 編集

  • 成瀬正成を初代とする、犬山城歴代城主(成瀬氏)が祭神である。
  1. 成瀬正成
  2. 成瀬正虎
  3. 成瀬正親
  4. 成瀬正幸
  5. 成瀬正泰
  6. 成瀬正典
  7. 成瀬正壽
  8. 成瀬正住
  9. 成瀬正肥
廃藩置県で犬山城は廃城となった。1891年(明治24年)の濃尾地震で天守の一部や櫓・城門などがこわれたため、1895年(明治28年)に、城の修復を条件に旧犬山藩主成瀬正肥に無償で譲渡されている。これ以降、犬山城は2004年(平成16年)まで個人所有の城であった。所有者を歴代城主とした場合、成瀬正雄成瀬正勝成瀬正俊も城主として祭神となり得るが、最後の犬山藩藩主(成瀬家)の成瀬正肥までが祭神とされている。
  • 戊辰戦争から太平洋戦争までの戦没者

沿革 編集

  • 元々は犬山城内で、祖先の霊を祀るものであった。成瀬正成は1617年元和3年)に犬山城城主となっている。成瀬正成は1625年寛永2年)に死去したことから、祀られたのはそれ以降と推測される。
  • 1717年享保2年)、成瀬正幸が犬山城内から相生山(現在の日本モンキーパーク付近)に移転し、相生の宮(相生社)として創建される。
  • 1883年(明治16年)6月、現在地に移転。犬山神社に改称する。
  • 1948年(昭和23年)、戊辰戦争から太平洋戦争までの戦没者を合祀する。

所在地 編集

  • 愛知県犬山市大字犬山字北古券12

交通機関 編集