異性愛
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異性愛(いせいあい)、ヘテロセクシュアリティ(英:heterosexuality)[注 1]とは、性別またはジェンダーが異なる人同士、男性と女性の間での親愛や性愛を指す。異性愛の性質を持っている人を異性愛者(いせいあいしゃ)、ヘテロセクシュアル(英:heterosexual)[注 2]、あるいは略してヘテロという。一般的に、ストレート(英:straight)とも呼ばれる。
定義
編集同性愛の定義に応じて、異性愛者の定義もまたさまざまに定義される。
性的指向としての異性愛は、異性に対する「感情的、ロマンチック、および/または性的魅力の永続的なパターン」を示す。 それは「また、それらの魅力、関連する行動、およびそれらの魅力を共有する他者のコミュニティへのメンバーシップに基づいた個人のアイデンティティの感覚」を指す[1][2]。
異性愛は、両性愛及び同性愛と並んで、異性愛者と同性愛者の連続体における性的指向の3つの主要なカテゴリーの1つである[1]。文化を問わず、大多数の人は異性愛者であり、異性愛行為は最も一般的な種類の性行為である[3][4]。
科学者たちは性的指向の正確な原因を判明させていないが、遺伝、ホルモン、環境の影響の複雑な相互作用によって引き起こされると理論づけており[5][6][7]、性的指向を選択によるものとは考えていない[5][6][8]。性的指向の原因に関する単一の理論はまだ広く支持されていないが、科学者は生物学に基づいた理論を支持している[5]。特に男性の場合、性的指向の社会的原因よりも非社会的、生物学的原因を支持する証拠がかなり多く存在する[3][9][10]。
ヘテロセクシュアルまたはヘテロセクシュアリティという用語は通常人間に適用されるが、異性愛行動は有性生殖に必要であるため、他の全ての哺乳類や他の動物でも観察される。
研究事例
編集この節のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2022年10月) |
山口芸術短期大学の中尾達馬准教授(発達心理学)が2007年11月から1か月間実施した調査に基づいた論文『初恋についての探索的研究』を発表した。
これによると、就学前教育で幼稚園に通園する園児への個別面談で年中児と年長児の男女にまず「好きな子はいる?」と質問、 いずれも大半が「いる」と答えたため「誰が好き?」と聞くと年中児がほぼ同性の名前を挙げたのに対して、年長児は半数以上が異性を挙げた。
一方で、短期大学1年生の女子学生へのアンケートでは初恋[要曖昧さ回避]の時期を選択式で質問したところ、「幼稚園・保育所」がやや多く「小学校」もほぼ同数でこの2つの回答が大部分を占めたため、中尾准教授は「幼児期の初恋の出現率は約50%。年中児では少数だが、年長児になると上昇する」と推測している。幼稚園・保育所における年長の学齢は満年齢で5歳 - 6歳の年齢[11][12]。
2012年10月のギャラップによる世論調査では、異性愛者であると自認する人々に関する前例のない人口統計情報が提供され、アメリカ合衆国の成人全体の96.6%(誤差:±1%)が異性愛者であると自認しているという結論に達した[13]。以下、ギャラップの結果。
年齢/ジェンダー | 異性愛者 | 非異性愛者 | 不明/回答拒否 |
---|---|---|---|
18–29 | 90.1% | 6.4% | 3.5% |
30–49 | 93.6% | 3.2% | 3.2% |
50–64 | 93.1% | 2.6% | 4.3% |
65+ | 91.5% | 1.9% | 6.5% |
18–29, 女性 | 88.0% | 8.3% | 3.8% |
18–29, 男性 | 92.1% | 4.6% | 3.3% |
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “Sexual orientation, homosexuality and bisexuality”. en:American Psychological Association. August 8, 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。August 10, 2013閲覧。
- ^ “APA California Amicus Brief”. Courtinfo.ca.gov. 2013年10月11日閲覧。
- ^ a b Bailey, J. Michael; Vasey, Paul; Diamond, Lisa; Breedlove, S. Marc; Vilain, Eric; Epprecht, Marc (2016). “Sexual Orientation, Controversy, and Science”. Psychological Science in the Public Interest 17 (2): 45–101. doi:10.1177/1529100616637616. PMID 27113562 .
- ^ “Human sexual activity – Sociosexual activity” (英語). Encyclopedia Britannica. 2019年12月21日閲覧。
- ^ a b c Frankowski BL; American Academy of Pediatrics Committee on Adolescence (June 2004). “Sexual orientation and adolescents”. Pediatrics 113 (6): 1827–32. doi:10.1542/peds.113.6.1827. PMID 15173519 .
- ^ a b Lamanna, Mary Ann; Riedmann, Agnes; Stewart, Susan D (2014). Marriages, Families, and Relationships: Making Choices in a Diverse Society. en:Cengage Learning. p. 82. ISBN 978-1-305-17689-8 February 11, 2016閲覧. "The reason some individuals develop a gay sexual identity has not been definitively established – nor do we yet understand the development of heterosexuality. The American Psychological Association (APA) takes the position that a variety of factors impact a person's sexuality. The most recent literature from the APA says that sexual orientation is not a choice that can be changed at will, and that sexual orientation is most likely the result of a complex interaction of environmental, cognitive and biological factors...is shaped at an early age...[and evidence suggests] biological, including genetic or inborn hormonal factors, play a significant role in a person's sexuality (American Psychological Association 2010)."
- ^ Gail Wiscarz Stuart (2014). Principles and Practice of Psychiatric Nursing. en:Elsevier Health Sciences. p. 502. ISBN 978-0-323-29412-6 February 11, 2016閲覧. "No conclusive evidence supports any one specific cause of homosexuality; however, most researchers agree that biological and social factors influence the development of sexual orientation."
- ^ Gloria Kersey-Matusiak (2012). Delivering Culturally Competent Nursing Care. en:Springer Publishing Company. p. 169. ISBN 978-0-8261-9381-0 February 10, 2016閲覧. "Most health and mental health organizations do not view sexual orientation as a 'choice.'"
- ^ LeVay, Simon (2017). Gay, Straight, and the Reason Why: The Science of Sexual Orientation. Oxford University Press. ISBN 9780199752966
- ^ Balthazart, Jacques (2012). The Biology of Homosexuality. Oxford University Press. ISBN 9780199838820
- ^ 中尾達馬、「初恋についての探索的研究 -年中児,年長児,短大生の比較を通して-」 『日本心理学会大会発表論文集』 2008年 72巻 日本心理学会第72回大会, セッションID 3AM015, p.3AM015, doi:10.4992/pacjpa.72.0_3AM015, 日本心理学会
- ^ 人民網日本語版 - 異性意識は年長児から・見た目も大切… 「初恋」研究[リンク切れ]
- ^ “Special Report: 3.4% of U.S. Adults Identify as LGBT”. Gallup (2012年10月18日). 2015年1月13日閲覧。