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ストーリー編集

ルイジアナ州ニューオーリンズ。弁護士のリチャード・ラムセイは極めて困難な案件に取り組んでいた。その案件とは父親(ブーン)を殺害した容疑で告発されたマイク・ラシターの弁護である。ブーンと親しかったこともあって、リチャードは何としてでもマイクの無実を証明してやると意気込んでいたが、マイクは一切の証言を拒否していた。自分一人で事態を打開することは難しいと判断し、リチャードはジャネル・ブレイディ弁護士を助手として雇うことにした。

解決の糸口を見出せぬまま、マイクの裁判が始まった。最初に証言台に立ったのは、目撃者のキャビン・アテンダントだった。彼女は「機内でブーンとマイクを目撃したが、特に目立ったことは起きなかった」と語った。。彼女が証言を終えた後、警察官が犯行現場の状況について述べた。凶器にはマイクの指紋が付着していたのだという。次に呼ばれた近所の住民は「昔、マイクとブーンはとても仲が良かったが、マイクが青年期になると急に疎遠になってしまった。ただ、その原因はマイクだけにあるとは思えない。ブーンの不躾な振る舞いは近所でよく知られており、マイクにも同じように振る舞ったのではないか。」という主旨のことを述べた。最後に証言台に立ったのは、マイクの母親であるロレッタだった。ロレッタは夫から長らく暴力を振るわれていたことを涙ながらに証言した。

一連の証言が終わった後、マイクは唐突に証言台に立つと言い始めた。リチャードは「準備不足のマイクが証言したところで、却って裁判員の心証を悪化させるだけだ」と思ったが、マイクの意志は固く、彼を止めることができなかった。マイクはブーンがロレッタに暴力を振るっていたことを証言した上で、父親を殺したのは自分だと言い放った。父親の暴力的な言動に耐えられなかったのだと。

弁護側の尋問で、ジャネルは巧みな話術でキャビン・アテンダントの嘘を暴くことに成功した。彼女は副操縦士と不倫関係にあり、飛行中、副操縦士とコックピットでいちゃついていたのだという。彼女はその事実が発覚することを怖れて嘘をついていたのである。これによって、飛行機の中でブーンとマイクに何もなかったとは断定できないことが判明したのである。ジャネルはマイクが母親を庇っているのではないかと考え、その仮説をリチャードに伝えたが、彼は「自分の仕事はマイクの無実を証明することであって、事件の真実を暴くことではない」と言うばかりであった。

マイクが無実であるという確たる証拠は出てこなかったものの、裁判官は証拠不十分でマイクに無罪判決を下した。その後、控え室に戻ったマイクはリチャードにある疑念をぶつけた。

キャスト編集

製作・マーケティング編集

2014年1月29日、ダニエル・クレイグが本作に出演することになったと報じられた[3]。4月8日、撮影を目前に控えていたにも拘わらず、クレイグが突如降板することになったとの報道があった[4]。6月13日、クレイグの代役としてキアヌ・リーブスが起用された[5]。7月10日、ジム・ベルーシとレニー・ゼルウィガーがキャスト入りした[6]。8月12日、ジム・クロックの出演が決まったとの報道があった[7]2016年9月20日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[8]

評価編集

本作に対する批評家の評価は芳しいものではない。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには27件のレビューがあり、批評家支持率は33%、平均点は10点満点で4.7点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「不幸なことに、『砂上の法廷』は出来の悪い作品である。同作が提示する要素の全てにおいて、それらをより見事に表現した作品が存在するのである。」となっている[9]。また、Metacriticには15件のレビューがあり、加重平均値は46/100となっている[10]

出典編集

  1. ^ 砂上の法廷”. 映画.com. 2019年5月27日閲覧。
  2. ^ The Whole Truth (2016)”. The Numbers. 2019年5月27日閲覧。
  3. ^ Berlin: Another Hot Package In Daniel Craig-Attached ‘The Whole Truth’”. Deadline.com (2014年1月29日). 2019年5月27日閲覧。
  4. ^ Daniel Craig Abruptly Drops Out of 'The Whole Truth'”. Hollywood Reporter (2014年4月8日). 2019年5月27日閲覧。
  5. ^ Keanu Reeves Handling ‘The Whole Truth’ Following Abrupt Daniel Craig Exit”. Deadline.com (2014年6月13日). 2019年5月27日閲覧。
  6. ^ Jim Belushi Joins Keanu Reeves, Renee Zellweger in Courtney Hunt’s ‘The Whole Truth’”. The Wrap (2014年7月10日). 2019年5月27日閲覧。
  7. ^ Kathryn Morris Meets ‘The Perfect Guy’; Jim Klock Joins ‘The Whole Truth’”. Deadline.com (2014年8月12日). 2019年5月27日閲覧。
  8. ^ The Whole Truth (2016 Movie) – Official Trailer”. YouTube (2016年9月20日). 2019年5月27日閲覧。
  9. ^ The Whole Truth”. Rotten Tomatoes. 2019年5月27日閲覧。
  10. ^ The Whole Truth (2016)”. Metacritic. 2019年5月27日閲覧。

外部リンク編集