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磐城金山駅(いわきかねやまえき)は、かつて福島県西白河郡金山村(現・白河市)にあった白棚鉄道・鉄道省日本国有鉄道(国鉄)白棚線鉄道駅である。また、白河市にある日本国有鉄道自動車局(国鉄バス)・東日本旅客鉄道(JR東日本)・ジェイアールバス関東(JRバス関東)白棚線[1]自動車駅でもある。

磐城金山駅
磐城金山駅駅舎(1996年7月6日撮影)
磐城金山駅駅舎(1996年7月6日撮影)
いわきかねやま
Iwaki-kaneyama
番沢 (1.7km)
(1.5km) 梁森
所在地 福島県西白河郡金山村金山
白河市表郷金山)
所属事業者 白棚鉄道・鉄道省日本国有鉄道東日本旅客鉄道ジェイアールバス関東
所属路線 白棚線[1]
キロ程 14.2km(白河駅起点)
駅構造 地上駅自動車駅
ホーム 1面2線(鉄道駅時代)
2面(自動車駅時代)
開業年月日 1916年大正5年)10月8日
廃止年月日 1944年昭和19年)12月11日
備考 廃止年月日は鉄道駅としての休止日
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磐城金山駅構内。鉄道駅に近い雰囲気を有していた(1996年7月6日撮影)

日本国有鉄道では、後述の記念乗車券発売にみられるように、鉄道駅と自動車駅を通じて同一の駅として扱っていたため、本項でも鉄道駅と自動車駅の双方についてはまとめて記述する。

目次

概説編集

本駅は、1916年に開業した白棚鉄道の金山町駅として開業したのが始まりである。その後、1938年の鉄道省の借り入れを経て、1941年に国有化されたが、戦局の悪化に伴い、白棚線が不要不急路線として休止されたため、鉄道駅としての営業も休止となった。

第二次世界大戦が終結した後も、鉄道駅としての営業が再開されることはなかったが、白棚線が線路跡をバス専用道とした、国鉄自動車局(国鉄バス)の自動車路線である白棚高速線として営業が開始されることになり、1957年4月26日より自動車駅として営業を開始した。この時、旧駅舎と同じ場所に新たに建てられた駅舎は「近代的な駅舎」として紹介された[2]。また、白棚高速線の停車場では唯一の駅員配置駅となり、荷物扱いも行なわれていた[2]

その後も表郷村(現・白河市)の中心駅として営業を続け、1986年には鉄道駅から通算して開業70周年を迎え、硬券の記念乗車券も発売された[3]

しかし、分割民営化後もJR東日本に引き継がれたものの、駅業務は1988年3月31日限りで廃止となり、駅舎のみが残る状態となった。1996年には駅舎も解体され[4]、駅構内は国道289号に転用された。

歴史編集

廃線後の状況編集

 
磐城金山停留所に掲出されている駅名標

前述の通り、廃線跡をバス専用道とし、その後国道289号の道路改良に伴い一般道路に転用されているため、鉄道時代の痕跡はほとんどない。ただし、JRバス関東白棚線の磐城金山停留所は、自動車駅としての磐城金山駅と同一地点に設置されており、バス停留所には鉄道駅と同じ様式の駅名標が掲出されている。

注記編集

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  1. ^ a b 1957年4月26日から1969年6月10日までは白棚高速線。
  2. ^ a b ジェイアールバス関東東北道統括支店発行『白棚高速線開業50周年』p14
  3. ^ ジェイアールバス関東東北道統括支店発行『白棚高速線開業50周年』p33
  4. ^ ジェイアールバス関東東北道統括支店発行『白棚高速線開業50周年』p22

関連項目編集

参考文献編集

外部リンク編集