日本眞珠會館(にほんしんじゅかいかん)は兵庫県神戸市旧居留地東町筋にあるオフィスビル近代化産業遺産

概要編集

戦前には日本の真珠取引の約8割を担っていた神戸に、日本が世界の真珠取引の中心となることを目指す拠点として、兵庫県と関西真珠協同組合が共同で設置した日本真珠会館設立委員会により、1952年(昭和27年)に建設されたオフィスビルである。

建設にあたっては日本最初の全自動ベネシャンブラインドをはじめ全自動式エレベーター(現存)、全館蛍光灯(現存)採用など、戦後復興期における最新鋭の設備が導入された。竣工後間もない1954年には昭和天皇皇后が訪れている。

1980年に日本真珠輸出組合の所有となり、2008年6月1日に1階ロビーに真珠をテーマとする博物館神戸パールミュージアム」が設けられ、現在に至っている。1990年代になるとモダニズム建築の秀作として高く評価されるようになり、近代化産業遺産および国の登録有形文化財に登録、DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築などにも定められていた。

施設編集

  • 1階 - 日本真珠輸出組合事務所、神戸パールミュージアム
  • 2-3階 - 真珠品質検定所、真珠交換室(残響1.5秒という音楽ホール並の音響設計がなされている)
  • 4階 - 入札会場

建築概要編集

  • 設計 - 光安義光(兵庫県営繕課技術第三係、後の兵庫県建築設計監理協会会長)
  • 施工 - 竹中工務店
  • 竣工 - 1952年
  • 構造・規模 - 鉄筋コンクリート造り、地下1階、地上4階建、1階黒御影石張り、2・3階乳白色タイル張り
  • 延床面積 -
  • 備考 - 国の登録有形文化財(2005年7月12日)

1階以上は非公開であり、見学ツアーで見ることが出来る。

交通アクセス編集

近隣施設編集

関連項目編集

外部リンク編集

座標: 北緯34度41分13.25秒 東経135度11分43.25秒 / 北緯34.6870139度 東経135.1953472度 / 34.6870139; 135.1953472