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概要編集

TOブックスより発売された。 全3巻セットで構成される。 完全受注生産であり、2009年10月30日予約締切で、同年12月22日に発売された。

発行の経緯編集

元々、秋田自身が管理するwebサイト「モツ鍋の悲願」の雑記のページにて、2008年9月4日から始めた不定期連載作品「あいつがそいつでこいつがそれで」として、秋田の代表作『魔術士オーフェン はぐれ旅』シリーズ(全20巻)の続編(秋田自身は「続編」ではなく「その(最終巻)後の設定」としている)を掲載したのが始まりである。

同作品は、元々魔術士オーフェン最終巻のエピローグとされていたが、「ここまで書いちゃうのは野暮だし、収まりが悪いよなあと思って削除した」という理由で発表されなかった。その後、各種完結した富士見ファンタジア文庫作品群の後日談を描くという同文庫20周年企画の依頼を受け、「“お祭りみたいなもん”ならば」とこの作品を書き上げたが企画が消滅。単体での刊行を打診されたが、前述の理由に基づき拒否し、サイトの日記更新の穴埋め用として登場人物を置き換えた上で不定期連載することとした。

連載が始まると、ブログや一部のネット記事等で話題となり、秋田本人にも書籍化を望む声が届いたようで、秋田は反響に驚いているとし、角川書店(グループ)との付き合いは今でもあるため、正式な作品にすることは簡単と思われるが、何のための物語かという理由(作品の方向性)が思い浮かばず、「目標のない物語は少し不幸」として、正式な作品として刊行についての考えがないとする表明を2008年9月28日分の雑記で綴っていた。

しかし、あまりの反響ぶりと、ある編集者からの挑発[1]に、「“お祭りみたいなもん”としてであれば」、ということで企画されたものである。

そして、未収録作品が掲載された雑誌等の募集(原稿所在不明作品)・別途書き下ろして欲しいオーフェンの外伝を公式サイトでアンケートをとるなどし、書き下ろし・未収録作品を集めた「秋田禎信BOX」としてTOブックスより販売されることとなった。

第一巻の「キエサルヒマの終端」「約束の地で」は2011年のオーフェン新シリーズ開始の際、それぞれに通常の単行本として発売された。

収録内容編集

第一巻 魔術士オーフェン はぐれ旅編集

全522ページで構成される。富士見ファンタジア文庫で刊行されていた「魔術士オーフェン はぐれ旅」シリーズの続編である。

  • 長編作品「キエサルヒマの終端」
    発売のきっかけとなった「あいつがそいつでこいつがそれで」はこの作品である。
  • 長編作品「約束の地で」
  • 中編作品「魔王の娘の師匠」
  • あとがき

第二巻 エンジェル・ハウリング編集

全338ページで構成される。富士見ファンタジア文庫で刊行されていた「エンジェル・ハウリング」シリーズの続編である。

  • 長編作品「from the aspect of MIZU サーヴィル・キングス(眠る王権)』
  • 長編作品「from the aspect of FURIU ガールズ・ハンティング(託す幕間)』
  • 外伝短編「スィリーズ・アワーズ(どうでもいい時間)」
    初出は、「月刊ドラゴンマガジン2000年10月号増刊 ファンタジア バトルロイヤル」。

第三巻 未収録短編集編集

全332ページで構成される。書き下ろしを含む、各種短編作品が収録されている。

  • 「魔術士オーフェンまわり道(1) 悪逆の森」
  • 「魔術士オーフェンまわり道(2) ゼロの交点」
    魔術士オーフェンまわり道シリーズは角川書店の「角川mini文庫」で刊行された魔術士オーフェン はぐれ旅の番外編シリーズである。
  • 「魔術士オーフェン 往時編 怪人、再び」
    魔術士オーフェンシリーズで通称「プレオーフェン」と呼ばれるシリーズの書き下ろし作品である。
  • 「リングのカタマリ」
    初出は、「ザ・スニーカー2005年8月号」。
  • 「パノのもっとみに冒険」(きゆづきさとこの「パノのみに冒険」のノベライズ)
    • 空を飛んでいく変なものがあったのでそれを追いかけるけど追いつかない話
      初出は、「月刊ドラゴンマガジン2006年2月号増刊 ファンタジアバトルロイヤル」。
    • 星欲しい
      初出は、「月刊ドラゴンマガジン2006年5月号増刊 ファンタジアバトルロイヤル」。
    • 迷子の魔女
      初出は、「月刊ドラゴンマガジン2006年8月号増刊 ファンタジアバトルロイヤル」。
    • ヘンテコの呪文

あいつがそいつでこいつがそれで編集

この作品は、秋田自身が管理するwebサイト「モツ鍋の悲願」の雑記のページにて、2008年9月4日から始めた不定期連載作品である。前述の通り、内容は、秋田の代表作『魔術士オーフェン』の続編である。 秋田禎信BOXに収録された正式タイトルは「キエサルヒマの終端」という。

登場人物編集

※キャラクター名を機械的に置き換えており、
「あいつ」「そいつ」等、登場人物はほぼ代名詞で呼ばれる形式をとっている。
「あいつ」の描写として当て嵌められる、
魔術士オーフェン劇中の人物が複数存在する箇所もある為、
現状で何者か特定する事が困難な登場人物も複数いる。

外部リンク編集