竹松村

日本の長崎県東彼杵郡にあった村

竹松村(たけまつむら)は、長崎県東彼杵郡の南部にあった村。1939年(昭和14年)に西大村、大村町と合併し、改めて発足した大村町の一部となった。

たけまつむら
竹松村
廃止日 1939年11月3日
廃止理由 新設合併
大村町、西大村竹松村大村町
現在の自治体 大村市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 長崎県
東彼杵郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 4,876
国勢調査、1935年)
隣接自治体 東彼杵郡西大村萱瀬村福重村
竹松村役場
所在地 長崎県東彼杵郡竹松村竹松郷
座標 北緯32度56分36秒 東経129度56分49秒 / 北緯32.94344度 東経129.94708度 / 32.94344; 129.94708座標: 北緯32度56分36秒 東経129度56分49秒 / 北緯32.94344度 東経129.94708度 / 32.94344; 129.94708
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

現在の大村市竹松地区にあたる。

地理

編集
  • 河川:郡川、佐奈川内川(さながわちがわ)
  • 溜池:葛城ノ池
  • 湾:大村湾

沿革

編集

近世の竹松村は福重村、松原村とあわせて「郡村(こおりむら)」と総称された。『大村郷村記』のうち郡村の項には「凡彼杵郡の内平坦曠漠(こうばく)の地当村を以第一とす、ゆえに往古大村と号するは、専ら此地を云なり」とあり、古くは当地を大村と称していたとある。同書の大村の項によれば、この大村は「郡大村」とも称し、のちに郡村・大村[1]・萱瀬村の3ヶ村に分かれたとしている。

地名

編集

を行政区域とする。竹松村は1889年の町村制施行時に単独で自治体として発足したため、大字は無し。

  • 今津郷
  • 小路口郷(おろぐち)
  • 黒丸郷
  • 竹松郷
  • 原口郷

村域には上記5郷のほか、大村市発足後の1950年(昭和25年)に今津郷・黒丸郷・竹松郷・原口郷のそれぞれ一部が分離統合し「富の原郷」が新設された。

交通

編集

鉄道

編集

日本国有鉄道

(福重村) - 竹松駅 - (西大村)

名所・旧跡

編集
  • 鬼の穴古墳
  • 黒丸遺跡
  • 竹松遺跡

参考文献

編集

脚注

編集
  1. ^ 江戸期の大村城下および久原分、池田分の地域。

関連項目

編集