第21F海軍航空隊
第21F海軍航空隊(だい21Fかいぐんこうくうたい、仏: Flottille 21F)は、フランス海軍海軍航空隊哨戒・海洋監視航空群隷下の哨戒機部隊[1]。第二次世界大戦中の1940年6月25日にカサブランカで編成された第2B飛行隊を起源とし、1953年7月17日にラルティーグ海軍航空基地で編成された。ニーム=ギャロン海軍航空基地に所在し、哨戒機にアトランティック2を運用する。
第21F海軍航空隊 Flottille 21F | |
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創設 | 1953年7月17日 |
所属政体 | フランス |
所属組織 | フランス海軍 |
兵種/任務 | 海洋哨戒 |
所在地 | ブルターニュ地域圏モルビアン県ニーム=ギャロン海軍航空基地 |
編成地 | フランス領アルジェリアラルティーグ海軍航空基地 |
通称号/略称 | 21F |
上級単位 | 哨戒・海洋監視航空群 |
戦歴 |
アルジェリア戦争 レバノン内戦 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争 コソボ紛争 不朽の自由作戦 チャド内戦 |
歴史
編集第21F海軍航空隊は、第二次世界大戦中の1940年6月25日にカサブランカで編成された第2B飛行隊の伝統を継承して、1953年7月17日にロッキードP2V-6飛行隊としてラルティーグ海軍航空基地で新編された[2]。アルジェリア戦争後の1963年にニーム=ギャロン海軍航空基地へ移駐し、1965年12月にフランス海軍で初となるブレゲーアトランティックを受領し、マザースコードロンとなった[3]。
配備基地の変遷
編集- ラルティーグ海軍航空基地(フランス領アルジェリア)(1953年7月 - 1963年12月)
- ラン=ビウエ海軍航空基地(ブルターニュ地域圏モルビアン県)(1958年6月 - 1959年2月)
- ニーム=ギャロン海軍航空基地(ブルターニュ地域圏モルビアン県)(1963年12月 - )
歴代運用機
編集脚注
編集- ^ イカロス出版 世界の名機シリーズ ダッソーラファール 74頁-75頁 「艦上機としての、ラファール」青木謙知
- ^ a b Net Marine Flottille 21F 2019年12月31日閲覧
- ^ Marine nationale Flottille 21F 2019年12月31日閲覧