羽矢謙一
略歴
編集熊本市生まれ。東京大学英文科卒。同大学院を経て、青山学院大学助教授、明治大学文学部教授、2000年に定年し名誉教授。
D・H・ロレンスを専門とし、伊藤整が裁判で敗訴し、削除版のままになっていた『チャタレイ夫人の恋人』の完訳を1973年に刊行した。
著書
編集翻訳
編集- 『愛と生の倫理』(D.H.ロレンス、南雲堂、双書・不安の時代) 1957、改訂1985
- 『D.H.ロレンス文学論集』(パトリア) 1958
- 『現代人の愛について ロレンスの言葉』(社会思想社、現代教養文庫) 1966
- 『ディラン・トマス全詩集』(田中清太郎共訳、国文社) 1967
- 『鳥とけものと花』(虎岩正純共訳、国文社、D.H.ロレンス詩集4) 1969
- 『チャタレイ夫人の恋人』(ロレンス、講談社文庫) 1973、講談社「世界文学全集」1975。のちグーテンベルク21
- 『ディラン・トマス全集 1 詩』(田中清太郎共訳、国文社) 1975
- 『ロレンス短篇集』(八潮出版社、イギリスの文学) 1976
- 『また来る春に会えるなら』(クリスティーナ・ロセッティ、サンリオ) 1981.12
- 『リベカの娘たち 映画のためのスクリプト』(ディラン・トマス、晶文社) 1985.8
脚注
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参考
編集- 『チャタレイ夫人の恋人』訳者紹介