舘山寺温泉
静岡県浜松市にある温泉
舘山寺温泉(かんざんじおんせん)は、静岡県浜松市中央区舘山寺町(旧国遠江国)にある温泉ならびに温泉街。
舘山寺温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 |
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座標 | 北緯34度45分41.8秒 東経137度36分57.3秒 / 北緯34.761611度 東経137.615917度座標: 北緯34度45分41.8秒 東経137度36分57.3秒 / 北緯34.761611度 東経137.615917度 |
交通 | アクセスの項を参照のこと |
泉質 | 塩化物泉 |
外部リンク | 浜名湖かんざんじ温泉観光協会 |
歴史
編集開湯は1958年(昭和33年)である。この時の源泉は舘山寺第1温泉源と呼ばれ、現在は使用されていない。
1977年(昭和52年)には舘山寺第2温泉源、1989年(平成元年)には舘山寺第3温泉源がそれぞれ湧出する。
その後、舘山寺第3温泉源の湧出量減少、源泉温度低下などが見られるようになったため、2006年から浜松市主導のもと新源泉(舘山寺第4温泉源)の掘削を始めた[1]。地下およそ2000メートルまで掘り下げ2007年湧出。2008年1月5日から供給を開始した[2][3]。現在は舘山寺第3温泉源と舘山寺第4温泉源が利用されている。
泉質
編集舘山寺第3温泉源
編集1989年(平成元年)湧出。源泉の温度は25℃を下回っているが、温泉の含有成分量によって温泉法上温泉に分類される源泉である。
舘山寺第4温泉源
編集- 塩化物強塩泉
- 源泉温度:33.7℃
- 湧出量:毎分171リットル
2007年(平成19年)湧出、2008年1月より供給開始。舘山寺第3温泉源で問題となっていた源泉温度は25℃以上に回復し、また湧出量も第3源泉よりも多い。
その他自家源泉
編集温泉街
編集浜名湖沿岸に温泉街が広がる。旅館は19軒存在する。はままつフラワーパーク、浜松市動物園、遊園地である浜名湖パルパルなども近くに存在し、行楽地として発展している。近くにある舘山寺(寺院)が、この温泉名の由来である。
温泉街の対岸となる大草山(標高113m)があり、かんざんじロープウェイで渡ることができる。大草山からは温泉街を一望することが可能。また、この大草山を擁する呉松町にも観光施設が展開されている。
アクセス
編集関連項目
編集- 遠鉄バス舘山寺線 - 浜松駅バスターミナル始発の遠州鉄道の路線バス
- フラワー号 (浜松市) - 舘山寺温泉周辺を運行するコミュニティバス
- 舘山寺温泉灯篭流し花火大会 - 夏におこなわれる灯籠流しと花火のイベント
- 西部警察PART-II - 1982年5月に行われた日本全国縦断ロケの第一弾、静岡ロケで登場(第10話「大追跡 !! 静岡市街戦 - 静岡・前篇 -」1982年8月8日放送、第11話「大激闘 !! 浜名湖決戦 - 静岡・後篇 -」1982年8月15日放送)
- 弁天島温泉 - 同じ中央区内の温泉地
脚注
編集- ^ “舘山寺温泉新温泉源開発事業について”. 浜松市. 2013年8月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月31日閲覧。
- ^ 中日新聞 2008年1月6日(鎮西努)
- ^ “舘山寺温泉が湯量倍増 浜松駅前で新源泉のPRイベント”. 毎日が温泉. 2011年12月31日閲覧。