舟 (P-MODELのアルバム)
舟(ふね)は、日本の音楽グループであるP-MODELの10枚目のスタジオ・アルバム。
『舟』 | |||||
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P-MODEL の スタジオ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 |
Studio WIRESELF Woodstock Studio | ||||
ジャンル |
テクノポップ アジアン・テクノ | ||||
レーベル | 日本コロムビア | ||||
プロデュース | P-MODEL | ||||
P-MODEL アルバム 年表 | |||||
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平沢進関連のアルバム 年表 | |||||
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『舟』収録のシングル | |||||
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1995年12月9日に日本コロムビアより発売された。初回限定版と通常版が存在し、初回限定版はフィルムジャケットで発売された。
2009年3月23日に、オンデマンドCDとして、2011年9月21日にはデジタルリマスタリングされた上、 1996年に発売されたシングル「Rocket shoot」収録の3曲が追加されて「舟 (+3)」として再発売されている。
概要 編集
1994年12月1日に平沢進以外改訂(メンバーチェンジ)された後のアルバムで、ポリドールから日本コロムビアに移籍してからの初アルバムである。
従来よりもさらに電子楽器の比重が高まっているが、前作「big body」までのTB-303などのシンセサイザーやシーケンサーを多用する曲は影を潜め、生ドラムやMiburiなどを取り入れ、ほぼ同時期の平沢ソロ作品「Sim City」と同じく、東南アジア(特にタイ王国)の影響を受けている。1983年に初代キーボード、田中靖美が脱退してから平沢のワンマンバンド色が強くなっていったP-MODELだが、この作品では新メンバー、小西健司が作詞作曲している曲が過半数占めており、よりポップな曲調が増えている。
9月30日に行われたライブ「ENDING ERROR」にて「Welcome」「Fune」「Tide」がアルバム発売に先駆けて演奏された。同日にこのアルバムのリミックスである「Corrective Errors〜remix of 舟」がディスクユニオンDIW/SYUNから発売された。
「サイバー・スペースで出会ったメンバーたちが情報宇宙帆船P-MODEL号で旅をする」というコンセプトのもとに製作されたアルバムである。以降、このコンセプトを受け継いでツアーやアルバムを発表していく。
楽曲解説 編集
収録曲 編集
- 全編曲:P-MODEL
全形態共通 編集
# | タイトル | 作詞 | 作曲 |
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1. | 「Welcome」 | 平沢進 | 平沢進 |
2. | 「夢見る力に(Power to Dream)」 | 平沢進、小西健司 | 平沢進、小西健司 |
3. | 「Fune」 | 平沢進、小西健司 | 平沢進、小西健司 |
4. | 「残骸の船Saksit(Wreckage Saksit)」 | 平沢進 | 平沢進 |
5. | 「Preparation」 | ― | 小西健司 |
6. | 「Julia Bird」 | 平沢進 | 平沢進 |
7. | 「Tide」 | 平沢進 | 平沢進 |
8. | 「ソリトン(Soliton)」 | 平沢進 | 平沢進 |
9. | 「Mirror Image」 | 小西健司 | 小西健司 |
10. | 「3/4 [March 4th]」 | 小西健司 | 小西健司 |
11. | 「Home」 | ― | 小西健司 |
「舟(+3)」のみ収録 編集
# | タイトル | 作詞 | 作曲 |
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12. | 「Rocket Shoot」 | 平沢進 | 平沢進 |
13. | 「http」 | 小西健司 | 小西健司 |
14. | 「はじまりの日(The Day of Beginning)」 | 平沢進、小西健司 | 平沢進、小西健司 |
参加ミュージシャン 編集
脚注 編集
注釈 編集
外部リンク 編集
- P-MODELディスコグラフィー・舟|平沢進 Susumu Hirasawa (P-MODEL) Official site
- 舟 (+3) | ディスコグラフィ | P-MODEL | 日本コロムビアオフィシャルサイト