菊池洋子

日本の女性アニメーター、キャラクターデザイナー

菊池 洋子(きくち ようこ、1977年10月18日-)は、日本のクラシック音楽ピアニスト[1]。日本人として初めて、第8回モーツァルト国際コンクールで優勝した。

菊池 洋子
生誕 (1977-10-18) 1977年10月18日(46歳)
出身地 日本の旗 日本 群馬県
ジャンル クラシック音楽
職業 ピアニスト
担当楽器 ピアノ

経歴 編集

群馬県前橋市生まれ。桐朋女子高等学校卒業後、イタリアのイーモラ音楽院[注釈 1]へ留学。これまでにピアノを田中希代子林秀光フランコ・スカライタリア語版の各氏に、フォルテピアノをステファノ・フィウッツィに師事。1997年、ミラノでソロ・リサイタルを開催したほか、ユベール・スダーン指揮シチリア交響楽団のコンサートツアーのソリストに抜擢された。2002年1月、第8回モーツァルト国際コンクールで日本人として初めて優勝。翌年2003年にザルツブルク音楽祭のモーツァルト・マチネに出演してモーツァルトピアノ協奏曲第21番アイヴォー・ボルトン指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団と共演。2006年にはオーケストラ・アンサンブル金沢のアジア・ツアーのソリストを務めた。以後、世界各地でのソロ・リサイタルを行うほか、日本国内主要オーケストラをはじめハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団ベルリン交響楽団南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団フランツ・リスト室内管弦楽団スロヴェニア放送交響楽団上海交響楽団香港シンフォニエッタ等と共演、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭パレルモ音楽祭等からも招かれている。また近年はホルンのラデク・バボラークとのデュオでも活躍している。現在はオーストリアウィーン在住。

賞歴 編集

ディスコグラフィー 編集

  • モーツァルト・アルバム(2005年8月)
  • バラエティー/モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲(2006年9月)
  • モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番(2006年11月)
  • モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 第1・12・17番(2009年1月)
  • フレンチ・リサイタル 20世紀フランス近代ホルン&ピアノ作品集(2011年3月)―ラデク・バボラークとの共演
  • ベートヴェン・コラボレーションズ(2011年9月))―ラデク・バボラークとの共演
  • ロマンティック・アンコール(2013年5月)
  • 究極ベスト100◆モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第21番(2014年11月)

メディア出演 編集

  • きらクラ!(2013年3月3日、NHK-FM):ゲストMCとして出演
  • 『芸術新潮』(2019年6月号、新潮社):第2特集「ウィーンの音と暮らすー伝説の巨匠との出会い」

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 正式名称は「Accademia Pianistica Internazionale “Incontri col Maestro” di Imola(イーモラ国際ピアノアカデミー『巨匠との出会い』)」。

出典 編集

  1. ^ 菊池洋子”. amati-tokyo.com. 2018年11月25日閲覧。

外部リンク 編集

[1]