藤ダリオ
（藤岡美暢から転送）
藤 ダリオ（ふじ ダリオ、1962年10月18日 - ）は、日本の作家・脚本家・小説家・シナリオライター[1][2]。北海道出身。脚本家としては藤岡 美暢（ふじおか よしのぶ）名義で活動。第24回新人テレビシナリオコンクール受賞、第9回シナリオ作家協会大伴昌司賞受賞、『リング2』脚本募集受賞[3]。
1992年にアニメ『魔法のプリンセス ミンキーモモ』で脚本家デビューし、2008年に『出口なし』（角川書店）で小説家デビューを果たした[4]。シナリオを書いたPS4ゲーム『√Letter ルートレター』は、2018年に中国でドラマ化され、2022年にハリウッド映画「Root Letter」として公開された[5]。
代表作 編集
書籍（藤ダリオ名義） 編集
- 『出口なし』（著: 藤ダリオ、角川書店、2008年）[6]
- 『ホラー映画の舞台裏 恐怖はこうして作られる』（著: 藤ダリオ、中経の文庫〈中経出版〉、2009年）[7]
- 『あやかし探偵団 事件ファイル』シリーズ（著: 藤ダリオ、イラスト: Nino、くもん出版、2009年）[8]
- 『ミステリー・ドラマ』（著: 藤ダリオ、デザイン: 西村弘美、角川書店、2010年）[9]
- 『同葬会』（著: 藤ダリオ、角川ホラー文庫〈角川書店〉、2011年）[10]
- 『山手線デス・サーキット』（著: 藤ダリオ、角川ホラー文庫〈角川書店〉、2011年）[11]
- 『貞子3D 復活』（著: 藤ダリオ、角川ホラー文庫〈角川書店〉、2012年）[12]
- 『放課後デッド×アライブ』（著: 藤ダリオ、角川ホラー文庫〈角川書店〉、2012年）[13]
- 『演葬会』（著: 藤ダリオ、角川ホラー文庫〈角川書店〉、2014年）[14]
- 『レディオ・コール』（著: 藤ダリオ、イラスト: ざいん、TO文庫〈TOブックス〉、2014年）[15]
- 『東京鬼娘 -TOKYO DEVIL GIRLS-』（著: 藤ダリオ著、ブレインズ・ベース、イラスト: 佐藤陽子、オーバーラップ文庫〈オーバーラップ〉、2015年）[16]
- 『絶体絶命ゲーム』シリーズ（著: 藤ダリオ、絵: さいね、角川つばさ文庫〈KADOKAWA〉、2017年 - ）[17]
- 『九死一生ゲーム』シリーズ（著: 藤ダリオ、絵: ほし、集英社みらい文庫〈集英社〉、2021年 - ）
その他（藤岡美暢名義） 編集
| カテゴリ | 製作年 | タイトル | 備考 |
|---|---|---|---|
| TV脚本（アニメ） | 2018 | 殺戮の天使 | |
| TV脚本（実写） | 2018 | くノ一忍法帖 蛍火 | |
| TV脚本（実写） | 2018 | 池波正太郎時代劇 光と影 | |
| ゲームシナリオ | 2017 | √Letter ルートレター | |
| 映画脚本（実写） | 2012 | 貞子3D | |
| 映画脚本（実写） | 2009 | ボディ・ジャック | |
| TV脚本（アニメ） | 2008 | 魍魎の匣 | |
| ネットシネマ脚本（実写） | 2006 | 大きな古時計 | |
| 映画脚本（実写） | 2001 | 富江 re-birth |
脚注 編集
- ^ “中経の文庫 恐怖はこうして作られる”. 紀伊國屋書店ウェブストア｜オンライン書店｜本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2021年3月6日閲覧。
- ^ 『絶体絶命ゲーム 6 地獄行きの暴走列車! 角川つばさ文庫』
- ^ “クリエイター：藤岡 美暢（小説ペンネーム：藤 ダリオ） | Japan Creator Bank”. japancreatorbank.com. 2021年3月6日閲覧。
- ^ “藤ダリオ プロフィール - HMV&BOOKS ONLINE”. 2021年3月8日閲覧。
- ^ ミステリーアドベンチャーゲーム『√Letter ルートレター』の実写映画が米国にて2022年9月1日に公開 ドラガミゲームス 2022年8月10日報道提供
- ^ ダリオ, 藤 (2008). 出口なし. 東京: 角川書店
- ^ CORPORATION, KADOKAWA. “ホラー映画の舞台裏 恐怖はこうして作られる”. KADOKAWAオフィシャルサイト. 2021年3月8日閲覧。
- ^ “あやかし探偵団 事件ファイル1庚申塔の怪”. くもん出版. 2021年3月8日閲覧。
- ^ CORPORATION, KADOKAWA. “ミステリー・ドラマ”. KADOKAWAオフィシャルサイト. 2021年3月8日閲覧。
- ^ CORPORATION, KADOKAWA. “同葬会”. KADOKAWAオフィシャルサイト. 2021年3月8日閲覧。
- ^ CORPORATION, KADOKAWA. “山手線デス・サーキット”. KADOKAWAオフィシャルサイト. 2021年3月8日閲覧。
- ^ CORPORATION, KADOKAWA. “貞子3D －－復活”. KADOKAWAオフィシャルサイト. 2021年3月8日閲覧。
- ^ CORPORATION, KADOKAWA. “放課後デッド×アライブ”. KADOKAWAオフィシャルサイト. 2021年3月8日閲覧。
- ^ CORPORATION, KADOKAWA. “演葬会”. KADOKAWAオフィシャルサイト. 2021年3月8日閲覧。
- ^ “レディオ・コール｜TOブックス”. tobooks.jp. 2021年3月8日閲覧。
- ^ “東京鬼娘 -TOKYO DEVIL GIRLS-”. OVERLAP. 2021年3月8日閲覧。
- ^ CORPORATION, KADOKAWA. “絶体絶命ゲーム 1億円争奪サバイバル”. KADOKAWAオフィシャルサイト. 2021年3月8日閲覧。
