西エストニア諸島エストニア語: Lääne-Eesti saarestik)はエストニア西部、バルト海リガ湾の間にある群島である。サーレマー島ヒーウマー島ヴォルムシ島英語版ムフ島および周辺の小さな島々からなる[1]

一帯は温帯の針葉樹林タイガ広葉樹林の移行帯に位置し、マツ林、トウヒ属落葉樹混合林ビャクシン属と海岸草地湿地ボグが存在し、アルヴァル英語版と呼ばれる石灰岩の上の薄い土壌に生えるトウヒ属マツ属またはカバノキ属の森林もある。1990年にユネスコ生物圏保護区に指定された。また、ヒーウマー島とサーレマー島にはヨーロッパミンクが生息しており、島々の周辺にはラムサール条約に登録されている地域もある[1][2][3][4]

脚注

編集
  1. ^ a b UNESCO (2019年10月25日). “West Estonian Archipelago Biosphere Reserve, Estonia” (英語). UNESCO. 2021年3月8日閲覧。
  2. ^ Hiiumaa Islets and Käina Bay | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (1997年6月5日). 2023年2月25日閲覧。
  3. ^ Laidevahe | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2020年4月29日). 2023年2月25日閲覧。
  4. ^ Vilsandi | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2020年10月20日). 2023年2月25日閲覧。

関連項目

編集