西村 英俊(にしむら ひでとし、1952年4月16日 - )は、日本の元通産経産官僚俳人東アジア・アセアン経済研究センターERIA)最高顧問。武蔵野大学国際総合研究所特任教授。俳号我尼吾。妻は俳人の対馬康子

にしむら ひでとし

西村 英俊
生誕 (1952-04-16) 1952年4月16日(72歳)
日本の旗 大阪府
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京大学法学部(学士)
イェール大学M.A.
職業 東アジア・アセアン経済研究センター最高顧問、武蔵野大学国際総合研究所特任教授、俳人
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来歴 編集

大阪府出身。追手門学院小学校大阪市立新北野中学校灘高等学校卒業[1]。1976年、東京大学法学部卒業、通商産業省入省。1981年7月、米国イェール大学大学院修了(MA)。海外貿易開発協会アジア太平洋代表、通商政策局南東アジア大洋州課長、愛媛県理事(副知事)、中小企業庁経営支援部長、日中経済協会専務理事、日中東北開発協会理事長等を経て、2008年、東アジア・アセアン経済研究センターERIA)事務総長。2023年8月より東アジア・アセアン経済研究センターERIA)最高顧問、インドネシアダルマプルサダ大学客員教授、武蔵野大学国際総合研究所特任教授[2]。2012年「平城遷都1300年記念アジアコスモポリタン賞」創設[3]

俳人として 編集

山口青邨に師事。東大学生俳句会「原生林」編集長。東大ホトトギス会幹事。1990年、有馬朗人主宰「天為」創刊参加。1996年タイプーケット島にて「短詩型文学国際シンポジウム」[4] を共催。1998年、句集『官僚』を出版。1999年「松山宣言」起草に参画。2000年「正岡子規国際俳句賞」、2002年「二十一世紀えひめ俳句賞」[5]、「芝不器男俳句新人賞[6] の創設に参画。各賞選考委員会参与。俳誌「天為」代表同人。

主要な著書 編集

著作 編集

  • 句集『官僚』 深夜叢書社、1999年
  • 『西村我尼吾句集』 芸林書房〈芸林21世紀文庫〉、2002年
  • 西村英俊「東アジア経済統合と進むべきASEANの道」『アジア太平洋討究』第22巻、早稲田大学アジア太平洋研究センター、2014年3月、69-145頁、hdl:2065/41308ISSN 1347-149X 
  • 西村英俊、小林英夫編『ASEANの自動車産業』勁草書房、2016年
  • 西村英俊、小林英夫、浦田秀次郎『アセアン統合の衝撃』ビジネス社、2016年
  • 西村英俊編『アセアンライジング』勁草書房、2018年
  • 中嶋聖雄、小林英夫、小枝至、西村英俊、高橋武秀編『「100年に一度の変革期」を迎えた自動車部品産業の現状と課題』柘植書房新社、2019年

その他 編集

  • 「人民文学」2009年7月(巻頭鑑賞)
  • 「左岸」第39号2006年11月30日刊(宗左近追悼号)「国際俳句運動への宗左近の理念功績-国際短詩型文学シンポジウム(1996)について-」

脚注 編集

参考文献 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集