諏訪 貴子(すわ たかこ、1971年5月10日[1] - )は、日本の実業家ダイヤ精機代表取締役社長日本郵便取締役

諏訪 貴子
(すわ たかこ)
生誕 (1971-05-10) 1971年5月10日(52歳)
東京都大田区
国籍 日本の旗 日本
教育 成蹊大学工学部工業化学科卒業
諏訪保雄(父親)
業績
勤務先 ダイヤ精機
受賞歴 ウーマン・オブ・ザ・イヤー2013 大賞(リーダー部門)

来歴 編集

東京都大田区出身。東京都立三田高等学校を経て、1995年に成蹊大学工学部工業化学科を卒業後、ユニシアジェックスに入社。エンジニアとして2年間勤務後、1997年出産を機に退職。翌1998年、先代社長の父保雄の要請でダイヤ精機に入社[2]。総務担当時に社長である保雄と経営の考えの相違で、入退社を2回程繰返す。2004年、保雄の逝去を機に32歳で社長に就任。2011年から経済産業省産業構造審議会の委員を務める。2012年12月6日、日経ウーマン主催のウーマン・オブ・ザ・イヤー2013 大賞(リーダー部門)を受賞[3]。2018年日本郵便取締役[4]

2013年、安倍内閣下で17人のメンバー中10人を女性とした内閣府国・行政のあり方に関する懇談会」の委員を務めた[5]。2021年には、岸田内閣下で15人のメンバー中7人を女性とした内閣官房「新しい資本主義実現本部」の有識者となった[6]

エピソード・発言 編集

  • 女性経営者として選択的夫婦別姓制度の実現を希望している。経営者に就任した際に旧姓に戻すなどしたが、契約など様々な障害になっている、と語っている[7]
  • 新入社員には、入社後1か月間「交換日記」をしているという[8]

出演番組 編集

過去 編集

レギュラー 編集

テレビ 編集

ゲスト 編集

テレビ 編集

ラジオ 編集

著書 編集

脚注 編集

  1. ^ 諏訪貴子「「今」そして「これから」を常に見据えて」 『型技術』2012年4月号
  2. ^ 町工場であり続け、次世代に職人の技を伝えたい(ダイヤ精機株式会社・社長 諏訪貴子氏) ニュートップL. 2013年5月号
  3. ^ 『大賞は「町工場の星」諏訪貴子さん ウーマン・オブ・ザ・イヤー』 日本経済新聞、2012年12月6日
  4. ^ 人事、日本郵便 日本経済新聞(2018/5/15 17:00)
  5. ^ 懇談会メンバー 内閣府 国・行政のあり方に関する懇談会。
  6. ^ 新しい資本主義実現会議 有識者構成員 内閣官房。
  7. ^ 枝野経済産業大臣と女性経営者との懇談会議事録、2012年5月17日
  8. ^ Highlighting JAPAN 2012年9月号, Public Relations Office.

関連項目 編集

関連リンク 編集