野村雪子
野村 雪子(のむら ゆきこ、1937年(昭和12年) - 2000年(平成12年)4月23日)は、昭和期に活動した日本の歌手。本名は佐々木 雪子。
野村 雪子 | |
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生誕 | 1937年 |
出身地 | 日本・青森県弘前市 |
死没 | 2000年4月23日 |
ジャンル | 歌謡曲 |
職業 | 歌手 |
担当楽器 | 歌 |
活動期間 | 1952年 - 1964年 |
レーベル |
日本マーキュリーレコード ビクターレコード |
経歴
編集1937年(昭和12年)、青森県弘前市に生まれる。中学時代にコロムビア・レコードの歌謡コンクールで4位入賞、その声を見込んでスカウトされ、1952年(昭和27年)に日本マーキュリーレコードから「伊豆の十三夜」でデビュー。
1954年(昭和29年)8月に発売した「初恋ワルツ」の初ヒットで全国区の人気を勝ち得、1955年(昭和30年)に引き抜かれる形でビクターレコードへ移籍。同年4月発売の「初恋シャンソン」、11月発売の「おばこマドロス」(吉川静夫作詞、吉田正作曲)と大ヒットを飛ばす。1956年(昭和31年)5月発売の「おばこ船頭さん」もヒットしている。
1964年(昭和39年)をもって引退し、翌1965年(昭和40年)春にビクターレコードのディレクターであった佐々木重綱(作曲家の佐々木俊一の長男)と結婚。以後は家庭の人となり、歌手再開の要望は数多く寄せられていたが「新しい人がどんどん出てくる世界、今更それを割ってまで入りたくいない」と拒絶、また業界人であった夫も本人以上に反対していたため、実現しなかった。