金 仁泰(キム・インテ、韓国語:김인태、1994年7月3日 - )は、大韓民国慶尚北道浦項市出身のプロ野球選手外野手)。

金 仁泰(キム・インテ)
Kim In-Tae
斗山ベアーズ #33
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 慶尚北道 浦項市
生年月日 (1994-07-03) 1994年7月3日(29歳)
身長
体重
178 cm
78 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 左翼手 右翼手 一塁手
プロ入り 2013年 ドラフト1巡目
初出場 KBO/ 2016年6月5日
年俸 5000万ウォン(2020年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
キム・インテ
各種表記
ハングル 김인태
漢字 金仁泰
発音: キム・インテ
日本語読み: きん・じんたい
英語表記: Kim In-Tae
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経歴 編集

2013年に斗山ベアーズから指名を受けて入団したが、同年は一軍出場がなかった。

2014年に兵役遂行のため警察野球団と契約し、2015年オフに除隊され斗山に復帰した。

2016年にプロ初出場を果たした。しかし金宰煥閔炳憲といった主力外野手の活躍によりレギュラーに定着することはできず、14試合の出場で48打数3安打という結果でシーズンを終えた。

2017年4月9日のネクセン・ヒーローズ戦で崔原態を相手にプロ初ホームランを放った[1]。この年も31試合の出場で43打数8安打2本塁打という成績にとどまった。

2018年は閔炳憲がロッテ・ジャイアンツにFAで移籍したため、バックアップ外野手としての役割が増加した。

2019年は後半に一軍登録された。8月11日の三星ライオンズ戦で崔採興相手に同点ホームランを打つと、さらに9月19日のダブルヘッダーSKワイバーンズ2回戦では金廣鉉から先制ホームランを放つ活躍をした。

勝てばレギュラーシーズンの優勝が決まる10月1日のNCダイノス戦では1点ビハインドで迎えた8回に李有燦の代打として登場。この場面では直前に1塁ランナーの許敬民が2点タイムリーを打っていて彼が生還すると同点になる。そして張現植からタイムリースリーベースを放ち同点に持ち込み、次の回に味方がさよなら勝ちを決めて斗山の優勝に貢献した[2]

同年の韓国シリーズ2次戦では1点ビハインドの9回裏に李興練の代打として登場し、自身のポストシーズン初打席で同点に導く犠牲フライを放った。さらに直後には味方がさよなら勝利を収めた。

二軍で迎えた2020年6月17日のハンファ・イーグルス戦では人生初の一塁手としての出場を記録。

2022年4月7日の三星ライオンズ戦では人生初の中堅手としての出場を記録した[3]。その後は朴健祐が退団した穴を埋めるレギュラー右翼手競争でリードしていたが、5月上旬に打撲で離脱。6月上旬に復帰するが今度はハムストリングの故障で再び登録抹消となった[4][5]

プレースタイル・人物 編集

体格はそれほど恵まれた方ではないが、手首の力が強いパワーヒッターで高校時代から優秀な打者だった。

また高校2年時にはストレートが最速145KM/時の左腕投手としても試合に出場しており、ドラフト当時にも2~3年以内にプロに安定的に定着するという評価を受けていた。

趣味は読書だと語っている。また三星ライオンズと打撃面で相性がいいが、皮肉なことに本人の好きなチームは三星である。

同僚の李有燦(当時の名前は李炳輝)は高校の後輩にあたるが、年の差が4歳なので高校時代に一緒にプレーしたことはなかった。

詳細情報 編集

年度別打撃成績 編集

年度 チーム 打率 試合 打数 得点 安打 2塁打 3塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁死 四球 死球 三振 併殺 失策
2016 斗山 0.167 14 48 0 3 1 0 0 4 3 0 0 1 0 4 0 0
2017 0.186 31 43 5 8 1 0 2 15 4 0 0 1 0 11 0 1
2018 0.263 46 95 16 25 7 0 1 35 10 0 0 12 0 26 0 1
2019 0.233 26 60 6 14 2 1 2 24 7 1 1 8 0 12 2 0
2020 0.202 77 84 15 17 5 0 1 25 13 0 0 21 2 13 3 0
2021 0.259 133 344 51 89 15 1 8 130 46 0 0 62 3 67 10 0
2022 0.247 83 235 25 58 6 0 5 79 25 1 0 41 3 47 6 2
通算 7シーズン 0.243 410 879 118 214 37 2 19 312 108 2 1 146 8 180 21 4

背番号 編集

  • 57 (2013年)
  • 39 (2016年 - 2023年)
  • 33 (2024年 - )

脚注 編集

  1. ^ “金仁泰、プロ初本塁打を記録”. https://mnews.joins.com/article/21456268#home 
  2. ^ “斗山優勝決定”. http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/02/2019100280002.html 
  3. ^ 머니투데이 (2022年4月7日). “"나도 처음 내보내는 건데"... '2연패' 두산, 라인업 모험 걸었다 [★잠실]” (朝鮮語). 머니투데이. 2022年4月19日閲覧。
  4. ^ NEWS, SPOTV (2022年5月2日). “'두산 날벼락' 김인태 부상, 2주 이상 이탈…양석환은 복귀 준비” (朝鮮語). SPOTV NEWS. 2022年7月21日閲覧。
  5. ^ 조선비즈 (2022年6月19日). “두산 김인태, 햄스트링 부상으로 1군 말소” (朝鮮語). 조선비즈. 2022年7月21日閲覧。