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NCダイノス(NC 다이노스、NC Dinos)は、韓国プロ野球チームである。縁故地(ホームタウン)は慶尚南道昌原市で、同市内にある昌原NCパーク馬山球場を本拠地とする。初年度の2012年シーズンは2軍リーグのフューチャーズリーグに参加し、2013年シーズンから1軍リーグに参加している[1]

NCダイノス
創設 2011年
ロゴデザイン
NC Dinos insignia 2.svg
所属リーグ

韓国野球委員会

歴代チーム名

  • NCダイノス(2012年 - 現在)
本拠地
昌原NCパーク馬山球場
収容人員 25,000人
昌原市
永久欠番
獲得タイトル
韓国チャンピオン(0回)

0

成績(タイトル以外)
アジアシリーズ出場(0回)(太字は優勝、斜体は準優勝)

0

韓国シリーズ出場(1回)(太字は勝利した年)

2016

プレーオフ(3回)(太字は勝利した年)

2015|2016|2017

準プレーオフ(2回)(太字は勝利した年)

2014|2017

Aクラス(5回)

2014-17, 2019

Bクラス(2回)

2013,2018

球団組織
オーナー 金泽辰(キム・テクチン、NCソフト代表)
運営母体 NCソフト
監督 李東昱
NCダイノス
各種表記
ハングル 엔씨 다이노스
漢字 -
発音 エヌシー=ダイノス
英語 NC Dinos
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概要編集

親会社のNCソフトは韓国のオンラインゲーム運営会社で主な作品に『リネージュ』『タワー オブ アイオン』がある(参考:エヌ・シー・ジャパン)。この新球団は2011年シーズン前に韓国野球委員会より設立承認を受け、球団名は公募により「NCダイノス」に決定した。「NC」は親会社名とともに昌原市及び旧馬山市・旧鎮海市(共に2010年に昌原市に合併)を合わせた「新昌原(New Changwon)」を意味し[2]「ダイノス」は慶尚南道が恐竜化石が多く分布し、老若男女に親しまれていることを理由としている[3]

初代監督には2011年シーズン途中まで斗山ベアーズを率いた金卿文が就任。チーム設立にあたってはトライアウトを実施して選手を集めただけでなく、同年の新人選手対象のドラフト会議では優先指名枠も利用して他球団より多くの選手を指名した。また2011年11月、韓国プロ野球史上初の「ルール5ドラフト(プロテクト40名から外れた選手を指名して、移籍料を払って選手を獲得)」でも複数の選手を指名した。2012年11月、既存の8球団から保護選手20名以外の選手をそれぞれ1名ずつ特別に指名する権利が与えられ、李承浩宋臣永(2013年4月ネクセンへトレードされる)、高昌成金泰君などを指名した。また2013年FA(フリーエージェント)行使選手のうち、李昊俊李賢坤の2名と契約し戦力補強に努めた他、初の外国人選手としてアダム・ウィルクら3名を獲得している。

チーム史上初の1軍レギュラーシーズンの試合は、2013年4月2日、本拠地・馬山でのロッテ戦であった。開幕7連敗後、同年4月11日、蚕室野球場でのLGツインズ戦で初勝利をあげた。初年度の2013年シーズンは勝率4割以上で終え、既存のハンファ・イーグルス(最下位)、起亜タイガース(8位)を抜いて7位と、開幕前の大方の予想を覆す健闘を見せた。なお最多盗塁の金宗鎬、最優秀防御率のチャーリー・シレック、10勝をあげ新人王を受賞した李在学といった表彰者・個人タイトル受賞者も輩出した。

2014年FA(フリーエージェント)行使選手のうち、孫時憲李鍾旭の2名と契約しさらなる戦力補強に努めた。同年はレギュラーシーズン3位で初めてポストシーズンに進出するも、準プレーオフでLGツインズに敗れた。2015年はレギュラーシーズン2位で2年連続出場となったポストシーズンではプレーオフから出場したが、斗山ベアーズに敗れた。2016年もレギュラーシーズン2位で、3年連続出場のポストシーズンでは、プレーオフでLGに勝利したが、初出場の韓国シリーズでは斗山に敗れた。2017年はレギュラーシーズン4位で、4年連続出場のポストシーズンではワイルドカード決定戦でSKワイバーンズ、準プレーオフでロッテ・ジャイアンツに勝利したが、プレーオフで斗山に敗れた。斗山には2015年から2017年まで3年連続ポストシーズンで敗れている。

2018年は成績不振でシーズン途中の6月に金卿文監督が辞任し、兪英濬監督代行がシーズンの残り試合を指揮したが球団史上初の最下位に終わった。2018年10月、李東昱が監督に就任した。

昌原市内に新球場を建設する計画があったが用地の選定も進まず、当初約束した2011年3月の球団創設から5年以内となる2016年3月までの完成に目処が立っていないとして、2013年1月、KBOは昌原市に新球場建設を促す公式声明を発表した。それを受け、昌原市は軍港で知られる鎮海地区に新球場を建設する計画を発表したが、2014年8月、本拠地の馬山総合運動場野球場に隣接する総合競技場を解体して新たに野球場を建設することが発表された。新球場は2016年9月に工事が開始され、2019年2月に完成、3月19日の示範競技からNCの試合が開催されるようになった。名称は2018年12月、昌原NCパークに決定したが、のちに昌原NCパーク馬山球場に修正された[4]

新球場・昌原NCパーク馬山球場で迎えた2019年はレギュラーシーズン5位で2年ぶりにポストシーズンへ進出するも、ワイルドカード決定戦でLGに敗れた。

なお二軍は2015年シーズンより「高陽ダイノス」(コヤン・ダイノス)を名乗り、前年まで高陽ワンダーズが使用していた高陽国家代表グラウンドを本拠地としている。そもそもは、二軍のホームタウンも昌原のある慶尚南道で調整する予定も球場が確保できず、一時的に隣接する慶尚北道浦項市を暫定利用していたが、2014年まで二軍の公式戦「フューチャーズリーグ」にのみ、オープンエントリー(公式戦対象外)として出場したワンダーズが解散したことによる高陽市からの要請を受けて、二軍の本拠地を移転させたものである。[5]なお、2019年シーズンからは2018年まで一軍が使用していた馬山総合運動場野球場へ本拠地移転し、チーム名を「昌原ダイノス」(チャンウォン・ダイノス)としている(それまで使用していた高陽国家代表グラウンドは、キウム・ヒーローズの二軍が「高陽ヒーローズ」のチーム名で使用する)。

主な在籍選手編集

投手編集

捕手編集

内野手編集

外野手編集

その他編集

  • マスコットキャラクターは創立に際してティラノザウルスをイメージした「ダンディ」とブラキオザウルスをイメージした「セリ」が設定され、2014年にアニメ『ポンポン ポロロ』に登場する恐竜の赤ちゃん「クロン」が加わったが、2017年限りでクロンは外れた。なお2軍では2018年まで専用キャラクターとして高陽市のマスコットのネコ「高陽コヤンイ」を使用していた。このキャラクターは韓国語における高陽(コヤン)とネコ(コヤンイ)の発音が似ていることから生まれたもの。
  • ミスターGO! - 2013年の韓国・中国共同制作の野球映画(日本国内では2014年公開)。斗山ベアーズに入団した代打専門のゴリラに対抗してマウンテンゴリラのゼロスを入団させた球団として登場する。

脚注編集

  1. ^ 新規参入球団の「初年度は二軍のみ、2年目から一軍を設置」というスタイルはピングレ・イーグルス(現:ハンファ・イーグルス)、サンバンウル・レイダースに次いで3例目。
  2. ^ 野球:NCソフト、球団名称は「NCダイノス」 - 朝鮮日報、2011年8月2日(リンク切れ)
  3. ^ チーム名は「ダイノス」 プロ野球9番目の球団 - KBS WORLD、2011年5月17日
  4. ^ NC홈구장 명칭 창원NC파크 마산구장…시의회 표결로 결정2018-02-18 KNN
  5. ^ 韓国型マイナーリーグ成功時代1同2(2015年9月15日 中央日報日本版 10月2日閲覧)

関連項目編集

外部リンク編集