金恩持(キム・ウンジ、김은지、2007年5月27日 - )は、韓国囲碁棋士ソウル市出身、韓国棋院所属、九段。蘭雪軒杯全国女子囲碁大会優勝、女子棋聖戦優勝など。

経歴 編集

6歳の時に囲碁を学び、7歳から張秀英囲碁教室に通う。2015年にSBSテレビ英才発掘団」に天才囲碁少女として出演[1]。2018-19年にハリム杯全国女流アマ国手戦で2連覇[2]。2020年に初段となり、当時の最年少プロ棋士となる[3]

2020年韓国女子囲碁リーグに三陟市チームで出場。同年呉清源杯世界女子囲碁選手権出場、二段。9月にオンライン棋戦の対局でAIソフトを使用していたことが判明し、韓国棋院より1年間の資格停止処分を下された[4]

2022年、三段、四段、議政府国際囲碁新鋭団体戦に韓国チームとして出場、YK建機杯リーグにスポンサーシードとして出場。IBK企業銀行杯女子囲碁マスターズベスト4、未来女帝最強戦で棋戦初優勝、蘭雪軒杯全国女子囲碁大会優勝しこれにより五段昇段、女子棋聖戦決勝で崔精に0-2で敗れ準優勝。同年94勝45敗の成績で、従来の睦鎮碩の記録を破って年間最多勝記録を更新[5]

2023年1月には日本の仲邑菫と日韓天才少女対決三番勝負を行い、2-0で勝利[6][7]。海成女流棋聖では決勝三番勝負で 崔精九段に2勝1敗とし優勝。史上最速の九段昇段。

韓国囲碁棋士ランキングでは2022年11月に75位。

タイトル歴 編集

他の成績 編集

国際棋戦

国内棋戦、その他

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外部リンク 編集