金水晶酒造(きんすいしょうしゅぞう)は、福島県福島市にある日本酒酒蔵。福島市内で唯一の酒蔵となっている[2]

金水晶酒造株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
960-1241
福島県福島市松川町字本町29番地
北緯37度39分32.1秒 東経140度27分40.6秒 / 北緯37.658917度 東経140.461278度 / 37.658917; 140.461278座標: 北緯37度39分32.1秒 東経140度27分40.6秒 / 北緯37.658917度 東経140.461278度 / 37.658917; 140.461278
業種 食料品
法人番号 4380002000997 ウィキデータを編集
事業内容 日本酒製造販売
代表者 代表取締役社長 斎藤湧生[1]
資本金 520万円
従業員数 15人
外部リンク www.kinsuisho.com ウィキデータを編集
テンプレートを表示

2024年(令和6年)2月26日、有限会社金水晶酒造店から金水晶酒造株式会社に商号変更した[3]

概要

編集

1895年(明治28年)創業[2]。当主の斎藤家はもとは関東地方出身の武士で、福島移住後に伊達政宗に召し抱えられ、二本松城会津城などの城攻めでの功により長脇刀などを拝領した[4]。福島市松川町は江戸時代には「八丁目宿」として旅籠などが立ち並んだ地で、斎藤家も農業や旅籠を営んでいた[4]。しかし、明治維新後、交通手段の変化などから「八丁目宿」が衰退し始めたため、初代・金次郎によって酒造りが始められた[4]。「金水晶」の名は蔵元近くに金や水晶を産する山があったことに由来する[2]。その後、全国新酒鑑評会金賞(12回)、インターナショナルワインチャレンジゴールドメダル、純米酒大賞金賞などを受賞している(2019年現在)[2]

2022年(令和4年)3月16日の福島県沖地震で被災したため、酒蔵を福島市荒井に移転新築し、2024年(令和6年)3月16日に直売所やリキュール棟を新設した酒蔵「金水晶四季の蔵」がオープンした[1]

主な銘柄

編集
  • 純米吟醸酒「摺上川(すりかみがわ)」[2]
  • 金水晶「大吟醸」[2]
  • 金水晶「純米大吟醸」[2]

アクセス

編集
  • 本社(福島県福島市松川町字本町29番地)
  • 金水晶四季の蔵(福島県福島市荒井上鷺) - 酒蔵、直売所[1]

脚注

編集
  1. ^ a b c 「金水晶四季の蔵」開所 新酒完成、水質日本一・荒川の水活用”. 福島民友新聞. 2024年3月18日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 東日本大震災復興支援【酒の座】 in 名古屋”. 第3回酒の座 in 名古屋実行委員会(一般社団法人日本社会連帯機構内). pp. 26-28. 2024年3月18日閲覧。
  3. ^ 金水晶酒造株式会社”. 国税庁法人番号公表サイト. 2024年3月18日閲覧。
  4. ^ a b c 酒蔵探訪 32「金水晶」有限会社金水晶酒造店”. 福島県南酒販株式会社. 2024年3月18日閲覧。
  5. ^ 福島市の造り酒屋「金水晶」に新酒蔵 22年の地震で全壊・移転”. 毎日新聞. 2024年3月26日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集